今日で親父は仕事納め。
0時過ぎに帰宅したが、これからプレイすると言う。
同僚に裏ダンジョンのことを言われたらしいので、
ずっと親父は気になってたんだろう。
川沿いの教会から再開。
前回のプレイはすっかり忘れているようだ。
「裏ダンジョンに入ったところでこの前は終わったんやで」と説明。
「あぁ……、そんな気もするな。
おぼろげながら思い出してきたわ。ほんならそこ行くわ」
鳥になって遺跡を目指す。
「なぁ、願い事はどこで叶えてもらうんや?」
「これからダンジョンを抜けて、その場所を目指すんやんか」
「あ? そうなんか! なーんや」
願い事云々は別の場所だと思ってたようだ。
「なぁなぁ、そこでは何が叶えてもらえるんや?」
気が早いな。まだ村にもついてないのに。
「何を叶えてもらうかは行ってのお楽しみやなぁ」
俺がそう言うと、親父はブーブー怒りだした。
「ここまで来てなんやねん。もうそんなん関係ないやろ。
教えろや。ケチが!」
言い過ぎ。分かったよ、教えるよ。
「強い武器とか防具とかもらえるんや」
「おぉぉ! ええやんか!」
竜神の道に着いた。
「ここは地図無いからな。
あと、俺は一度行ったきりやから、道覚えてないからな」
「えぇ? 地図無いやて? なんじゃそら」
最初に出会ったのはホロゴースト4匹。
いきなり息を吐かれて100越えのダメージを食らう。
それが親父にとってはポイントだったらしく、
『命令させろ』作戦が復活した。戦闘時間が長い……(´・ω・`)
「ここの敵なかなか死なへんわ。
でも、あの時にレベル上げとったから、まだ戦えとるんやで。
わしの選択は正しかったっちゅうこっちゃ!」
ぼやいているのか、自慢しているのか。
宝箱を見つける。
中身ははぐれメタル鎧だった。
「ええんちゃうんか!」
「もう持ってるやんか。カジノで揃えたやろ」
「あ、あれか。なんやつまらん」
「カジノで取ってなかったら、手に入るのはここが最初やで。
カジノで稼いだのは素晴らしかったってことやんか」
「なるほど! 確かにそやな!」 嬉しそうだ。
しばらく進み、また宝箱を見つける。
毒沼を渡って中身を見ると、パンドラボックスだった。
「こんの、ボケがぁ!!」
罠系は本気でムカつくようだ。
長い道ばかり続くので、不満な様子。敵も強いしな。
『しのびばしり』を使えって言ってやった。
分かれ道でどっちに行くか迷う。
「左づたいで行くわ」
正解っぽい雰囲気。俺も通った覚えのある場所だ。
途中、ベリアル2匹、ダークナイト3匹と初遭遇。
ベリアルはやはり強い。
「おい、いつ死ぬんやこいつらは!」
「そのうち死ぬって」
「何回叩かせる気やねん、まったく!」
エルトリオの墓まで来た。墓碑銘を読む。
「誰やったっけなぁ。まぁええわ」
奥へ進み、画面が切り替わる。BGMは村の音楽に。
「着いたで! ここやろ!」
アーサーが扉を開けようとするが、開かない。
「あかんのか」
みんなが困っている所で、
トーポがポケットから飛び出てきて扉を開けてくれる。
親父は不思議そうだ。
「今のはアーサーのネズミやろ? ネズミが触ったら開くんか?」
「そうみたいやな」
「変やなぁ」
中に入って行くと、グルーノが案内役として出迎えてくれる。
「このじいさんと一緒に村を回るわけやな」
さぁ探索か、と思いきや。
「ここはルーラで来れるか?」
「大丈夫やで」
「ほな戻るわ。やっぱりしんどいわ。今日は寝る」
プレイしたい気持ちは山ほどあるんだろうが、体はクタクタなんだろう。
俺が川沿いの教会まで戻り、本日は終了。
ここまでの戦績。
ア Lv.54 剣.100 槍.45 勇.100
ヤ Lv.55 斧.100 格.53 人.100
ク Lv.54 剣.100 杖.100 カ.56
ゼ Lv.52 ム.46 杖.100 色.100
時間 82:16
走破 237.6キロ
戦闘回数 1224回
倒した匹数 4314匹
逃走 36回
全滅 5回
トロデ「立ってるものは親でも使えと先代トロデ王語録に書いてある。
テンションをもっと利用せんか!」