モリーに自分のチームを持ちたいかどうかを訊かれる。
親父は無言で『いいえ』を選んだ。
もう一度訊かれたが、親父は『いいえ』を選んだ。
話が終わった。
「あかんか。しゃあない。はいにしたろか」
チーム名を決めることになる。
親父はモリーにまかせてみる。モリーの選ぶ名前は変な名前ばかりだ。
「何これ。いいえ。あかん、いいえ。こいつさっぱりやな!」
候補が一周するまでいいえを押し続ける。
親父はニヤニヤしている。
「やっぱり自分で決めるわ、ふふふ」
『アーサーきしだん』 ベタな名前だ!
格闘場の鍵をもらい、モリーとの会話は終了。
一戦くらいやっていくのかと思いきや、
「はい、ここは終わり!」だって。ムリーに話すら聞いちゃいねぇ。
「次は竜神族の里に行きたい」と言う。
「じゃあ、宿屋でも泊まってみたら?」
「宿屋? 宿屋行かなあかんのか。まぁええわ」
川沿いの教会で宿を取る。画面には遺跡の様な場所が映る。
「着いたんか!? これでワープするんか!?」
宿取る度にワープしたんじゃたまらんぞ。夢だよと言ってあげる。
「どこ、ここ?」
「分からへん? 見覚えない?」
「全然や。こんなとこあったか?」
「絶対一回は空から見てると思うけどなぁ」
親父は首をひねっている。教えてやるか。
俺は取り説地図を見せて、場所を説明。親父はそこへ飛んで行く。
「そこや。来たことない?」 無いそうだ。
親父は石版を調べてみる。ワープしてダンジョンへ。
「何これ!? 洞窟かいな! すぐに村とちゃうんか!
あかん、帰る。長そうや」
川沿いの教会に戻り、本日は終了。
とうとうクリアしたんだなぁ。
この勢いで続きもやってくれると嬉しいんだが。
ここまでの戦績。
ア Lv.53 剣.100 槍.43 勇.100
ヤ Lv.54 斧.100 格.51 人.100
ク Lv.53 剣.100 杖.100 カ.53
ゼ Lv.51 ム.45 杖.100 色.100
時間 80:50
走破 234.3キロ
戦闘回数 1200回
倒した匹数 4252匹
逃走 35回
全滅 5回
トロデ「これほど戦闘回数が少ないとは、
お前達が通って来たのは奇跡のルートじゃな」
クリア時データ
時間 80:17
走破 231.6キロ
戦闘回数 1193回
倒した匹数 4225匹
逃走 35回
全滅 5回
トロデ「世のため人のために大量の魔物を倒してきた
お前を草原のそうじ屋と呼ぼう!」