クラビウス王はアーサーを見てびっくりする。
「あっ! これや!」 何がだ?
「アーサーがここの血族なんや! そうやろ!? 王子や!」
当たっちゃったよ。悔しい。
「そんでな、わしの見たところでは次はこうなるで。
王子の儀式にアーサーが付いて行くんや。そしたら鏡をくれんねん」
今日の読みは冴え過ぎだ。
親父の言ったとおりの事をクラビウス王が喋る。
「的中や。どない、このわしの勘は?」
逃げ出してしまったチャゴス王子を探すため、再び城内を探索開始。
玉座を出て廊下を曲がった所で親父は足を止める。
「あの絵、誰や?」
「チャゴスやろ。服が一緒やん」
「チャゴスぅ? 全然似てへん!」
階段を登り、さほど迷わずにチャゴスの立てこもった部屋へ。
『あそこは上からトカゲが落ちてくる部屋だ』という話を聞く。親父はピンと来た様子。
「上からトカゲを落とす! またアレや、どっか穴から入るんや」
階段をさらに登り、扉を開ける。ここはまだ来た事のない場所だ。
「これちゃうか? 穴があるはずや」
そばの宝箱を開け、ツボを割る。「やっぱりあったー!」 トーポにキャラチェンジ。
「久々に出てきよったなこのネズミ君め〜」 妙に嬉しそうだ。
トカゲを発見。
「このトカゲを捕まえる! ……逃げてもたぞ」 親父は穴に気付く。
「あれか。バーンと何度もぶつかって行ってあそこに落とすんやな!」
しかしなかなか上手くいかない。
「あとちょっとやのに、ちゃう方向に逃げよる」
しばらく悪戦苦闘した後で、トカゲはついに穴の場所へとまっしぐら。
「やった!! アイツぎょえーって言うぞ、ぎょえーーー、や!」
チャゴスが驚くシーンを見てからトーポで戻り、アーサーにチェンジ。
玉座に戻り、チャゴスに護衛として紹介される。
ゼシカには無反応。シャイか。俺の手前気まずいか。俺の方が笑ってしまった。
チャゴスを引き連れ、王家の山へと出発。
「パンサーは早すぎてどこ走っとんのか分からんようなるなぁ」
途中にあった看板も読まずにすっ飛ばし続ける。
王家の山ふもとの民家が見えても、山に着いたと気付いてない。
「こんなとこに家がある。入ってみるか」
一晩泊まり、外に出て話を聞く。
「なんやねん、ここがその山か!」
ジョロの実の話を聞いてからトカゲ臭くなり、山に突入。
いきなりアルゴリザード発見。走って近付くが逃げてしまう。
「歩かなあかんのか」
後ろからそっと近付き、戦闘開始。
ザコ戦どおりの戦法で難なく勝利する。しかしチャゴスは納得しない。
「さて。これで帰ったらええんや」
「王子の話聞いてなかったんかい!」 思いっきりツッコんでしまった。
「聞いてたで。でもそんなん無視したらええやんか」 その気持ちはよーく分かるが。
「じゃあ、お前何匹倒した?」 あと何匹かは倒したと答える。
「分かった。親玉がおるんやろ。しゃあないなぁ」
寝ている2匹目を発見。チャゴスに『おびき寄せろ』と言われる。
親父はジョロの実を見つけて運び、2匹目も無事にやっつける。
3匹目は探すのに手こずったが、どうにか発見、ジョロの実を投げる。
3匹目を倒し、山頂で夜を明かす。
チャゴスの嫌な奴っぷりを見ていたところでヤンガスが大慌てで走ってくる。
「来た! それがボスやー!」
嬉々として走って行く親父。橋状の場所からボスの巨体を見る。
「でかいなぁ」
下まで降りて行って再びボスを視界に捕らえると、
親父は注意深く歩いて近付いて行く。
ボスはその場でグルグルと歩き回っている。
親父は奴が背を見せた時にしか歩かない。
俺は「だるまさんが転んだ♪」と言おうか迷ったがやめた。