ベルガラックから再開。
昨日の話のおさらいをして、南東サザンビークへ出発。
街を出たところで、「ここでもうパンサー呼べるんか?」と。
バウムレンの鈴を鳴らすと、キラーパンサーが駆けて来る。
「おおっ、来た来た来た!」
親父は南東に方角を合わせ、疾走。
しかしそれも束の間、ラパンハウスの辺りで迷い出す。
「南東。方角はおうとるのに」
「はるか南東って言うてたやろ。方角としては南東やけど、
南東に真っ直ぐ進めば着くなんて誰も言うてへん」
地図を見るクセというのは、
親父の場合は一日経つと消えてしまうらしい。
親父の戦闘スタイルは昨日と同じ。
コマンドをポンポンと選択してくれればまだ早いのだが、
親父はコマンドを毎回じっくりと選択する。だから長い。
いつまでコレが続くんだろうか……。
街道を進んで行き、テントを見つける。
パンサーを降りて話を聞いている。
『西の森に目の見えない人がいるらしい』という話を聞く。
「西の森! また後で行くからお前覚えといてや。わしはすぐに忘れるから!」
ここでアーサーに『まどろみの剣』を買った。
再び街道に戻る。
サザン湖の北で『夜のパンツマスク』を発見。
「避けるーー!」 さすがキラパン、もう奴は遥か後方だ。
途中、タップデビルの死の踊りでククールが棺桶に。
親父にとっては本当に役立たずな僧侶だ。
すでに城が見えていたのでそのまま強行。
サザンビーク城に到着。
まずは教会でククールを蘇生させる。
クラビウス王にはエルトリオという兄がいたという話を聞く。
「エルトリオって誰や? なぁ、誰?」
「今聞いたやんか」
「ちゃうちゃう、ホンマは誰なんや? ホンマは誰かなんやろ?」
「クラビウス王の兄や」
「お前ケチや」 ほっとけ!
城下街を探索。
武器防具店ではヤンガスに『バトルアックス』を買った。
「広い。目が疲れる」
「いちいちバトルを自分でやってるからとちゃうんか」
「それはあるかもなぁ。でもやめへんで」 チッ。
チャゴス王子はベルガラックのカジノ好きと聞く。
「ベルガラックに行ったらチャゴス王子がおるんかな」
城に入る。
「ここはあかん、お前やってくれ。わしは落花生食べるから」 はぁ!?
城のややこしさを最初から知っていたかのようなバトンタッチぶり。
「指示してくれんと動かへんからな!」と俺。
「分かっとるわい。まずはそこの人達に話を聞く。はい、やってやって」
言いながら親父は落花生の殻を割りまくる。
何だか罠にはめられたような気分だ。
俺だって実はこの城の構造は把握してないってのに。
『チャゴス王子は以前タルの中に隠れていた』という話を聞く。
「王子を探さなあかんのや」 それが目的だったっけ?
とにかく俺は親父の指示どおりに進めて行く。
階段を上ってテラスを抜け、チャゴスの部屋に入っていく。
「あれ? なんや、王子おるやん。じゃあ、次は王様に会うわ」
アレコレと彷徨って、やっとこ玉座の場所に辿り着く。
ここでやっとプレイ交代。「よし、ご苦労」だって。
なんですか、俺は村人話聞き回り役ですか。ヽ(`Д´)ノ