船着き場で回復、セーブした後、再び船へ。
親父は取り説(ヨレヨレ)の地図ページを見ている。
「これ、橋か?」 リブルアーチを指して言う。
「そうみたいやね」
「通れるんか?」
「さぁ」
「まぁええわ。今度はこっちに行くぞ。この橋みたいなんをくぐって、これや、海辺の教会ってとこに行く!」
「どうぞお好きに」
「これ、アレや、ここに教会って書いてるっちゅうことは、
ここに行けってことなんやろ」
分かってるじゃないか。何で最初に気付かなかったんだ?
リブルアーチをくぐる頃、海竜と遭遇。
「強そうやけど……戦ってみるか」
ラリホーが効き、難なく勝利。
「なんや。大したことないやん。あのカゲの方が強かったわ」
無事に海辺の教会に到着。
道化師を見たという話をチビ修道士から聞く。
道なりに進めばベルガラックという街があると聞き、出発。
ザコがさっきより苦労なく倒せることに安心したようだ。
「ここや。こっちに先に来なあかんかったんや」 嬉しそう。
道すがら、橋のところで待ち構えていた『魔鳥ウコッケ』に超ビビる。
「逃げる、逃げるんや!」
向かってくるところを上手くかわし、ひたすら走る。
親父は振り返ることなくひたすら街道を走る。
道中のザコ戦が終わったあともひたすら走る。回復は戦闘中にだ。
いくらなんでも怖がりすぎ。
ベルガラックに到着。探索開始。
「カジノがあるのに閉鎖中とは……つまらん」
武器防具店では、こないだ景品で仕入れた『はやてのリング』が本領発揮。
何個か売り払い、鉄の鎧、ライトシールド等を装備。
弁当屋に話を聞き、お食事は中でと言われて素直に中に入っていく。
「なんや。食べられへんのかいな」 俺も最初そう思ったよ。
宿ではマスターとホテルマンの会話を立ち聞き。
その後すんなり地下のバーへ行き、マスターから改めて話を聞く。
ギャリングがすでに死んでいるという事、
ギャリングの手下は賊を追って北の島へ行ったという事。
「わし、もうこの街は大体回ったよな?」
訊いてきたので、「夜の話はまだ聞いてないけどな」と答えた。
「うーん。それはええわ。もう次行くとこ分かっとるし。
北や。その北の島に行くねん」
ベルガラックにルーラし、船を近くまで呼び寄せる。
船に乗り込み、進路は一路北へ。
程なくして北の島に上陸。
すぐそばに居るギャリングの手下達に気付かず、地図を開く。
「どっち行こうかな、遺跡はどこやろ。まぁとりあえず上やな」
防具を整えてから来たものの、敵が強い。
これまですんなり来すぎなんだろう。
ドルマゲス戦の頃になっても大してレベルは上がってそうにないな。心配だ。
北に進み、分かれ道にさしかかる。
「こっち行ったれ」
親父が選んだのは、行き止まりに宝箱のある道だ。
進んでいく途中、「うわっ、アレ敵ちゃうんか!」と親父。
見ると、がいこつ剣士姿のキャラがうろついている。
「あかん、避けたれ!」
通り過ぎ、向こうに宝箱があるのを発見。
中身の小さなメダルを入手するも、それ以上は進めない。
「行き止まりやんけぇ!」
パッと振り返ったところで『よみがえる最古の敵』と遭遇。
「会ってもうた……」
がっくりしている。だんきちのトラウマは大きいようだ。
「逃げられるから、な。騙されたと思って逃げてみいな」
逃走に成功。
「良かったわ……。MPも心配やから街に戻って今日はここまでにしとくわ」
出来れば遺跡まで行ってもらった方が、次にやる時楽だったんだが。
そういえば、ベルガラックでは宿に泊まってなかったんだった。
MPが尽きるのも無理はないか。
というわけで、ベルガラックに戻り本日は終了。
ここまでの戦績。
ア Lv.23 剣.37 槍.05 勇.38
ヤ Lv.22 斧.59 人.33
ク Lv.21 剣.04 杖.33
ゼ Lv.21 杖.66 色.04
時間28:37
走破90.0
戦闘回数399
倒した匹数 1292
逃走10 全滅0
トロデ「降りかかる火の粉のみを払うのがお前の戦い方か。殊勝な心がけじゃ」