北にある洞窟に到着。
ズンズン奥に進んでいく。
地図を手に入れ、ここが『モグラのアジト』であることを知る。
途中でいたずらもぐらに話を聞き、ボスを止めてくれと言われる。
「こいつが案外ボスやったりして」
何度も話しかけている。どうしてそういう思考になるのか、俺には謎だ。
何とかアジトの奥に辿り着き、ドン・モグーラと対面。
周りのモグラに話を聞いている。
「あーあー」 しょうがねぇな、みたいな言い様だ。
ドン・モグーラに話しかける。
「なんとまたこいつはでっかいモグラやなぁ。ちょんまげや」
VSドン・モグーラ戦。
親父はこいつがザコと見たのか、始めの2ターンAIに任せている。
「勝手にやらせて大丈夫なんかいな」と俺。
「あかんかな? 変えた方がええかな」
『めいれいさせろ』に変更。
俺はルーンスタッフの効果を説明してあげた。
親父はバイキルトを自分で選び、アーサーとヤンガスに。
「バイキルトも何ターンかしたら効果が切れるから、
注意して見とかなあかんで」と説明する。
特に滞りもなく勝利する。味方に混乱が一度も効かなかった幸いしたか。
月影のハープを子分のモグラから受け取る。
「えらくちっちゃく見えるな」
宿で休み、トロデーン城へ。
「確かこっちの方にあったはずや」 図書室へ走って行く。
イシュマウリに会い、ハープを渡す。
「ここで見たら結構でかいハープやな」
『今こそ荒地の船を元に戻そう』みたいなことをイシュマウリが言う。
「また荒地行かなあかんのや」
が、次の場面で自動的に荒地の船へ。
「なんやもう着いとるがな!」
ハープと姫の力で、海の記憶が甦っていく。
親父は画面が切り替わるたびに、
「もう動かせるんか、まだか」と繰り返す。せっかちだ。
とうとう船を手に入れた。
トロデの話では、西の大陸を目指せとのこと。
(さぁー、どうするつもりかなー)と俺は思う。
俺は一応、「分からんかった地図を見るこっちゃな」と、
取り説の地図のページを開いて渡す。
親父は取り説の地図を見ている。
「西の大陸やろ」
「当たり前やけど、上陸出来るとこと出来ひんとこがあるからな」と俺。
「よし、わしはまずここに行くぞ!」
親父が指差したのは、サザンビーク南東の砂浜。
俺の言葉から、ここなら上陸出来ると思ったんだろう。
しかしその北にある岩山は見えてないようだ。
ついでに言えば、『海辺の教会』の文字も見えてない。
親父はとりあえず西に方位を合わせ、前進していく。
(あぁ、メダル王女の城が左に見えているのに……) スルー!
また今度教えてあげようかな、と思う。
メダルスルーはさすがに可哀想だ。
メダル集める意味がなくなっちゃうもんな。
海では大王イカと遭遇。
「こいつは昔から強いんや」
わざわざ『めいれいさせろ』で戦っている。
AIがプチアーノンから先に倒すのが気に食わないようだ。
ゲームと関係ないんだが、
この時に飼い猫がカーペットに置いてあった日本酒入りコップを倒す。
「うわぁぁぁぁ! アホーーー!!」と俺と親父。
カーペットは酒まみれ、オマケに側に置いてた取説までも酒まみれ。
俺は取り説汚すの嫌い派なので、ひどくへこんだ。ヨレヨレだよ……。
PS2にかからなかったのは幸いだったが。
西に進み、岩山に突き当たる。
そこから岩山沿いに南下していく。
「あれ? ここ行けるんとちゃうんか」
親父が言っているのは、王家の山の南方の河口だ。
「お前、ここから入ったか?」
「俺はこことはちゃうとこから行ったけど?」
「ここがもしかして正解ちゃうんか。ふふふ、またまたわしはやってもうたな」
親父は喜んでいる。『上陸しますか?』『はい』