川沿いの教会から再開。
月影のハープを探さなければならないことを仲間に聞く。
「そんなんゆうたって……これは難儀やぞ」
親父はぬるい笑みを浮かべながら俺を見る。
「なぁ、どこにあるねん?」
「知らん」と俺。
「知ってんねやろぉ」
「そんなん何もかも言うてもたら面白味の欠片もないがな!」
「むぅ。いけずや」
親父は何かを考えている様子。
「要するに、や。ルーラで街に順番に飛んで行って、
仲間に話をきいたらええんや。そうやろ? な?」
「好きにしたらええやんか。とにかく、俺は正解は言わんぞ」
親父は腹を決めたのか、ルーラでトラペッタへ。
街に入り、仲間に話を聞く。
ヤンガスが『街の人に聞いてみるでげす』みたいなことを言う。
「いちいち聞いてたら日が暮れてまうんやけど……」
そう言いつつも、村人に話を聞いて回る。
「あぁ、難儀や」
酒場等のある入り組んだ場所で迷っている。
ルイネロに気付くかなぁ、と思ってたら、たまたま中に入って行った。
探し物のありかを占ってもらう。
「やったで! 城か。城ってゆうたら、えーと……」
外に出て、ルーラでアスカンタへ飛んで行く。
城の前に降り立ち、親父は俺を見る。
「ここや! ここが正解やろ!」
「さぁ? どうかねぇ」 俺は内心悔しい。
「ここに決まっとる。わしは何て素晴らしいんや。一発的中や」
城に入り、パヴァン王に話しかける。
地下の宝物庫に行くが、中は荒らされていた。
「あかんやん。盗まれてるやん。あほくさ」
『危険だから奥の穴には行かないように』とパヴァン王は言い残して去る。
「そんなん言うたって、ここは行かなあかんのやろ」
親父はそのまま穴の奥へ入っていく。
穴に入ってすぐに地図を見ようとするが、ここは地図はない。
「わしは右伝いに行くことにするぞ」
(うわぁ、また正解かよ、つまらん)と俺は思ってしまう。勘が良すぎだ。
トンネルを出た後、俺は上記のように今思ったよと親父に言う。
「そうか。ふふふ。ふふふふふ」 ヽ(`Д´)ノ
トンネルを抜け、フィールドに出る。
「出てきたものの……どこ行ったらええか分からへんなぁ」
少しだけ適当に進んだ後、世界地図を開く。
「ここに洞窟があるぞ! ここやろ、ここや!」
北に向かう。途中、フィールドに宝箱があったのにスルー。
以前から思ってたことだが、
フィールドでは動かしているキャラしか基本的に見てないようだ。
すぐそこに格闘場があっても素通りだったもんな。
これが街の探索だと、親父自身が探索モードに切り替わり、
周りも気にするモードになる。多分そうだ。