なんだかんだでサザンビークに戻ると、ゼシカがいなくなってしまう。
北の関所の方に行ったと聞き、直行する。
「3人やと心配やな。どこ行ったんや、まったく」
リブルアーチに到着。
何やら事件が起こっているらしい。
ここで俺はちょっと席を外したので、親父のプレイは見ていない。
戻ってみると、
親父はクランバートル家が分からずにうろちょろしている。
「噴水の下ってどこやねん」
地図を出させて、教えてあげる。
ライドンの息子に話を聞き、塔に行く事になる。
「よし、次そこ行く。北のとこに行く!」
親父は街の全部は探索してないみたいだ。
回らなくていいのかと尋ねると、
「もうええんや、ややこしいから。話を進めるんや」だって。
ライドンの塔に到着。
中に入り、シーソーで一度落ちた時点で音を上げた。
「これは無理! わしには絶対に無理! お前やれ」
俺が嫌そうな顔をすると、
親父は自分がどれだけ最近物忘れがひどくなってきたかを語り出す。
「お前も歳とったら分かるわ」
「でも、その分知恵はついとるんとちゃうんか」
「それは、そういう振りをしとるだけなの!
歳を取るに連れ、色々とごまかしながらみんな生きとるの!」
説教じみてきた。なんだこれ。今ドラクエやってるんだよな?
仕方なく俺が操作を代わる。
塔の仕掛けを説明しながら登って行く。
「ホラな。やっぱりや。
わしはそんな仕掛けは絶対気付かへんもん。お前の分野や」
ところが俺も迷ってしまった。
そのおかげで、取ってやる気のなかった命の指輪が取れたのでオーライか。
頂上でライドンに話を聞いたところでバトンタッチ。
「リーザスって聞いた覚えはあるなぁ」
ルーラでリーザス村を見つけてそこに飛ぶ。
「ここで話を聞いたらええんや」
なかまに話を聞いている。
ククールは『もっと核心ついた場所にいけ』、
ヤンガスは『ここで聞きこみがんばるでげす』。
「ヤンガスの言うてることが正しい」 ヤンガス大好きだ。
しかしどいつもこいつも、
『リーザス像がどうのこうの』と言うだけで場所までは言ってくれない。
「どこにあるねん。お前知ってんねんやろ」
「教えたらへん。あんな勝ち方しよったからな。せいぜい迷いやがれ!」
「いけずやな。負け犬のくせに」 うがぁぁぁ!
民家でようやく『東の塔』という情報を聞いて、親父は思い出す。
リーザスの塔に行き、クラン・スピネルを入手。