昨日親父が帰宅した時、
『今日はプレイするかしないか』のことでちょっとだけ話をした。
で、「今日は早めに寝るわ」ってことになったんだが、
俺の去り際に親父が一言。
「お前、夜暇なんやったら、カジノのコイン増やしといてくれんか」
親父の言い分。
今回金が貯まりにくいことは実感しているようで、
「これは、カジノをやれっていうことやと思うねん。
あと、わしは釜をまったく使ってないやろ。それで貧乏やねん」
暇だったらやっといてやる、と言ってその場は自室に戻った。
試しにビンゴやってみたら、3時間ほどで90枚が33000まで増えてしまった。
親父帰宅。
コインが90枚から3万に増えたと告げる。
「すごいな! やるから持って来い!」
パルミドから再開。
先頭のヤンガスのグラフィックを見て、
「あれ? アーサーは……」
「この前ならびかたを変えたんやろ」
「そうか。忘れとった。アーサーどこ行ったんかと思たがな」
早速カジノに直行。
景品交換所で何を貰うか選んでいる。
「すごいなぁ。貰い放題やなぁ」
プラチナヘッド2個、ルーンスタッフ2個、
はやてのリング2個、パワーベルト2個。全て装備した。
まだコインは12000ほど余っている。
「なぁなぁ、この中でどれが一番高く売れるんや?」
そう訊いてきたので、教えてあげた。
訊かれなかったら黙ってようと思ってたんだが。
全コイン使い果たすのはさすがに嫌だったのか、
5000ほど残してあとはリングと交換。
次の武器防具屋が出てきたら売り払うということに。
「ごっつ強くなった気がするわ。これはええで〜」
まぁ、喜んでもらえて何よりだ。
ゲルダの家へビーナスの涙を届けに行く。
一度来た道のはずなのに、家への谷間を通り過ぎて海まで走っていく。
南西と言われればひたすら南西に突き進むことの弊害が出たようだ。
「ああもう、しゃあない、地図見たるか……」
地図見るの嫌いなんだな。なんでだろう。
やっとこ辿り着き、馬姫様を返してもらう。
「まったくひと苦労やなぁ」
パルミドに戻り、情報屋に会いに行く。
情報屋の居場所は覚えていたようだ。船の場所を聞く。
俺は親父がポルトリンクすら忘れているんじゃないかと思ったんだが、
どうやら覚えていたようだ。速攻ルーラで飛んで行った。
「西やな。いよいよ船やけど、どうせまた色々あるんやろ。
アレして来い、コレして来いとか」 さすが、分かってらっしゃる。
途中、爆弾岩と遭遇。
「こいつはなかなか死なへんのや」とめんどくさそう。
が、あっさり倒せてしまい拍子抜けしたようだ。
「昔のこいつは全然死なへんかったんやけどなぁ。
まぁ、わしが強いんやろう」 そうだね。
道を辿り、荒野の山小屋に着く。
「この井戸入ったるねん」
キングスライムに王冠を抜いてくれと頼まれる。
「よっしゃヤンガス、抜け、引っこ抜けぃ!」
スライム達から船の話を聞く。
「わしはいつもええ所でええ話を聞くなぁ」
ヒントをくれる村人に話しかける確率が高いという意味のようだ。
ヒントくれなくたって、色々話しかけるのも楽しいのにな。
親父はストーリー進めたくて仕方ないみたいだ。
あまり関係ないが、親父の現在までのプレイ哲学には、
『ベッドで寝ている奴はろくな話をしない』
『ダンジョンにはあまり大した宝は無いので寄り道せず進め』
『あと一撃で倒せそうでも回復優先』といったものがある。