五十路のドラクエ 3歩目

26 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:50:26 ID:xZLbWQD7

川沿いの教会から再開。                                                                                         
「今日は話を進めるぞ。何やった?」
前々回のあらすじを説明する。

ルーラで海賊の洞窟に到着。
まずは地図を手に入れた。
階段方向へ進んで行くと、ゲルダがいた。
『この部屋には秘密があるらしい』と言う。
「ずっとここで待ってたんやなぁ」
その間アーサーはずっと、
カジノやメタル狩りをやっていたのだ。ゲルダも気の毒に。
親父は舵の前に行く。
「まずは、これを調べる」
舵を回すと、扉が開いた。
「一発や。オッケーオッケー」
ゲルダは先に行ってしまう。
「これはアレやで。
先にこの子が行ってしもて、敵にやられてまうねんで」
まぁ、普通に考えたらそうだろう。
俺は特に否定はしなかった。

27 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:52:00 ID:xZLbWQD7

階段を降りた先で地図を開く。
下り階段が2つある。親父は遠い方の階段を目指す。
「えらい長いなぁ」
「そうか? こんなもんやろ」
行き着いた先で梯子を降りようとするが、
水が溜まっていて降りられない。
「あかんわ。水を抜かなあかんねんな、これは」
周りを調べてみるが、あやしいものは見つからない。
「戻らなあかんわ。もう一個の方や」

もう一方の階段を降り、ズンズン進む。
ゲルダとまた会う。
『この先には目ぼしいものは何もないよ』とゲルダは言う。
「ということは、何かあるに決まっとる。
ここまでのルートは、わしは間違ってへんはずやからな!」
親父は舵を発見、水を抜くことに成功する。
直後にゲルダが柵の向こうに現れ、奥に行ってしまう。
「アホやなぁ、この子。やられてまうで」

来た道を戻り、梯子を降りる。
奥に進んで行くと、ゲルダが宝箱を開ける所だった。
「宝箱にボスがおるねんな!」
親父の予想通り、キャプテン・クロウ登場。
「出てきた!」
ゲルダはあっさりやられてしまう。
「さぁて、いっちょやったるか!」

28 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:53:29 ID:xZLbWQD7

VSキャプテン・クロウ戦。
俺は今回はノーアドバイス。
親父の戦法は今までどおりだが、少し苦戦する。
テンション上げてからの
いてつく波動+真空波のコンボだ。
ダメージが150くらい来る。
しかし次ターンの敵は『ためる』だけなので、回復は容易だ。
「このピンク色になるんがイヤや」
最初はハイテンション真空波をまともに喰らっていたが、
途中から親父はある事に気付いた。
「ピンク色になったら、防御するぞ」
自分で気付くとは思ってなかったので、俺はびっくりした。
ベホマラーとバイキルトを定期的にかけ、後半は余裕の勝利
ひかりの海図を手に入れる。

「これはアレやで、×印のとこやで!」
昨日見つけたばかりなので、覚えてたようだ。
船着き場から船に乗り、世界地図を開く。
「あかん、これとちゃうねん」
親父はふくろから海図を出し、アーサーに持たせる。
また世界地図を開く。何も変化無し。
「使わなあかんのかな?」
アーサーが海図を使うと、世界地図に道が記される。
「やっぱりや! おうとるぞ!」

29 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:55:07 ID:xZLbWQD7

×印の場所まで行くと、光の道が示される。
「昔ここで、壺を使った気がする」
そういやあったね、そんなことが。懐かしい。
などと思い出話をしてたら、親父は勢い余って道をそれる。
「消えてもうた!」
やり直し。またエフェクトを見る。
「もうええから、はよ進ませてくれ」
十字ボタンで慎重に進んで行く。
「滑るねん。難しいわ。狭いねん」
どうにかゴールイン。
岸壁をすり抜け、船はゆっくりと進んで行く。

「人がおるで!」
「アーサーや! 上陸してきたんやろ!」
「ホンマや。ちゃうわ」 自分で笑っている。
鳥の影が頭上をよぎる。
「おった! あれや!」
カメラが引いたシーンで、神鳥の巣が画面に映る。
「あの塔に住んどるんやで、きっと!」

キラパンが呼べない。がっかりしている。
昨日見た、地図上の街らしき場所へ進んで行く。
「塔に行くで、鳥に会うで」
街を塔だと勘違いしているようだ。
鳥の影が見えて浮き足立ってるのだろうか。
村の門が見えてくるにつれ、
「街? 塔はどこや?」と騒ぎ出す。
「まぁええわ、情報収集したるか」

31 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:56:36 ID:xZLbWQD7

レティシアに到着。
小さな村だったので、親父は全部回った。
よろず屋では買い物。
マジカルメイス2個、炎の盾、ミスリルヘルム2個を買った。
「買い放題やなぁ」
長老からは、レティスの事を聞く。
村人から、岩のアーチがレティスの止まり木となっていることを聞く。
それで親父は、村の中央にあるアーチをR2で見た。
「こういうやつが、外にもあるんやな」

村を出て左の方に行き、止まり木を発見。
俺はレティスの影がよぎるのが見えたんだが、
親父はちゃんと見てなかったようだ。
「何もあらへんなぁ」
そばにいる小鳥を追い掛け回している。
「やっぱり塔に行かなあかんのちゃうんか!」
親父は塔の方向へ走って行く。
走りながら、
「でも、誰も塔のことは言うてへんかったしなぁ」と。
「そうやね。塔の名前もまだ分からへんしな」
「これぐらいは周りを見て気付けってことやで、きっと。
だって怪しいやんか、どう見ても。どっかから入れるはずや」

とりあえず真っ直ぐに近付いてみたが、登れそうにない。
地図でも確認してみるが、無理っぽい。
「台地やしなぁ。あかんのかなぁ」
それでも親父は一通りガケ沿いに走ってみる。
東西走りきって、ようやく諦めた。
「戻ろ……」

32 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:57:29 ID:xZLbWQD7

止まり木に着いたのは夜明け頃。
「ここで待つ!」
「村人の話は分かってるか?」と俺。
「分かっとるで。ここで待ってたら影が見えて、
ちゃう世界に行けるんやろ?」
うん、あってる。何も言うまい。
親父は止まり木から少し離れた位置につく。
「ここなら、影がよう見えるはずや」
そう言って俺にコントローラーを渡してくる。
「動かさんように持っててや! わしは煙草吸うから。
影が見えたら、すぐに飛び込むんやで!」
親父はひたすら待った。俺も待った。
レティスは現れない。やがて、日が暮れた……。
「あかんのとちゃう?」と俺。
親父は猫に話しかける。
「鳥けーへんで、シゲちゃん」 飼い猫はシゲという。
「夜はあかんと思うで。影が見えへんもん」
「そうやな。早朝がええんかなぁ」
俺は親父にコントローラーを渡す。

33 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:58:29 ID:xZLbWQD7

レティシアに戻り、一晩眠る。
親父はまっすぐ止まり木に走って行く。
近付いた時、影が動いているのが見える。親父も気付いた。
「あれや!」
親父は影に飛び込むが、何も起こらない。
影は止まり木を離れていく。
「どこ行くんや!」
親父は追いかけて行く。よっしゃ、正解だ!
途中でも敵は出る。
「鳥は倒す間待っててくれるんやろか?」
さぁ、と答える。親父は敵を倒す選択をした。
戦闘後も、影はすぐそこにある。
「おった、待て!」
順調に追いかけて行くが、毒沼手前の峠のあたりで見失う。
「どこ行った!?」
「分からんな。もうおらへんのちゃうか?」
親父はぐるりと見渡す。
「あそこや!」
影はちょうど毒沼を渡るところだった。
「もう追いつかれへんのちゃう?」と俺。
「大丈夫や、まだ行ける!」
毒沼をダメージ無視で突っ切っていく。
影はまだ居た。とうとう異世界への破れ目を見つけた。
余談だが、俺は一度見失ったらリトライだと思っていたので驚いた。
ある程度離されてても大丈夫だったんだな。

34 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/22 01:59:20 ID:xZLbWQD7

白黒の世界へ到着。
「勢いで来たのはええものの……セーブはいつ出来るんやろうか」
そろそろ0時を回る頃だった。
来る前の世界と地形が変わらないのを見て、
「村は同じ場所にあるんかなぁ」と。
しばらく進み、地図を開く。村はあるようだ。
「今日は村行ったら終わりにするぞ、そこまで我慢や」

闇のレティシアに到着。
村人に驚かれるが、長老が『いつも通りにしてろ』と言う。
「眠くなってきた……」
長老の家に直行、話はきかずに神父の所でセーブ。
そういうことで、本日は終了。
鳥は間近だ、親父。

ここまでの戦績。

ア Lv.35 剣.95 槍.5 勇.50
ヤ Lv.34 斧.93 人.68
ク Lv.34 剣.24 杖.93
ゼ Lv.33 杖.91 色.55

時間 63:04
走破 196.7キロ
戦闘回数 819回
倒した匹数 2761匹
逃走 25回
全滅 4回
トロデ「お前の強さは才能かもしれん」

151 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:28:39 ID:zrGuXKwN

闇のレティシアから再開。
村を探索して回る。
「人が分かりにくいねん」 白黒だもんな。
「ここは売ってるものは一緒か。つまらん。
もっと一杯買い物したいわ」
昨日だって一杯買ってたじゃないか。
「現実が厳しいからな。夢の世界では贅沢するんや」
長老からレティスの真意を確かめてくれと頼まれる。
「またあそこに行って、本体に会ったらええんやな」

村を出て、真っ直ぐに止まり木を目指す。
スライムダークを見て(昨日も遭遇したが)、
「黒くてもスライムはスライムやなぁ」と。
止まり木に近付くと、画面が切り替わる。
「出てきて話をするんやな」
しかしレティスは襲いかかってきた!
「えぇぇ? 何これ? 戦うんか!?」

152 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:30:23 ID:zrGuXKwN

VSレティス戦。
レティスは強い。
こちらの攻撃ダメージが、今までと比べて極端に小さい。
「あかんやん、全然効いてへん」
他方レティスの攻撃は120〜160ものダメージだ。
それに加えて、こちらが戦力強化をすると、
すぐに
いてつく波動で消してくる。
気のせいかも知れないが、向こうは頭脳的に波動を使ってくる気がする。
数ターンが過ぎて、親父が言う。
「お前今、わしが死ぬのを心待ちにしとるやろ」 俺は爆笑。
「被害妄想や! 誰も一言もそんなん言うてへん!」
「いいや、お前はそういう奴や」 
ひでぇよ親父。

親父は戦法を変更。
ルーンスタッフやバイキルトを諦める。
アーサーは素のはやぶさ斬り。ククールはホイミ係。
ヤンガスが大まじん斬りで大ダメージを狙う。
ゼシカはイオナズンでチクチク削る。
俺はノーヒントだったんだが、なかなか良いプランだ。いいぞ。
途中で4回ほどキャラが死んだが、運良くククールは死ななかった。
ザオリク持ちのククールさえ生きていれば、立て直しは容易だ。
しかしその分、ヤンガスには運が無かった。
頼みの綱の大まじん斬りがミス連続。
「アホヤンガス、バシーーっと当てんかい!」
時間はだいぶかかったものの、
チクチクとダメージを重ねていってどうにか勝利。
結局ヤンガスの大まじん斬りが当たったのは1回だけだった。

153 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:32:49 ID:zrGuXKwN

レティスと話す。
「字が読みにくいねん、分からへん」 その気持ちはよく分かる。
レティスの言うことには、『魔物に卵を人質に取られちゃったから、
あんた行って倒してきてよ』
という事だ。
『すぐにそこまで行きますか?』とレティスに訊かれる。
「アホ、行くわけないやろ!
散々ボロボロにしてくれといてなんやねん」
 確かに。
一旦闇のレティシアに戻り、
回復してから再び止まり木へ。

レティスに神鳥の巣へと運んでもらう。
「こうやってここには来なあかんかってんなぁ」
昨日は入ろうとして走り回ってたもんな。光の世界の方の巣だったが。
内部の敵は大して強くない。
地図も入手し、順調に進んで山頂に着いた。
「うわっ!」
画面が切り替わるのと同時に、
ボス本体が待ち構えていたので焦ったようだ。俺もそうだった。
『まんたん』にしてから、いざ勝負。

VS妖魔ゲモン戦。左右にはデスターキーと暗黒鳥。
親父は左右のザコから倒すことにした。
が、数ターンしてまた仲間を呼ばれてしまう。
「あかんな、ボスから倒さなあかんのや」
炎を吐かれた次のターンでは、ちゃんとフバーハをかける。えらい。
ゲモンはいてつく波動は使ってこない。
こちらの守備は限界まで上がっている。
フバーハもかかっているとなれば、受けるダメージは大したこと無い。
「いけるで、これは。もうやっつけるで」
ターン毎に
「次でやっつけるで」と繰り返す。
分かったよ、親父が強いのは充分分かってるから。
そんなこんなでゲモンを倒し、左右のザコもチャチャッと片付けた。

154 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:34:08 ID:zrGuXKwN

喜んだのも束の間、ゲモンは己の死と道連れに卵を壊してしまう。
「壊れてしもたで、どうするんや」
音を聞きつけたレティスが飛んでくる。
怒られるかと思いきや、
レティスは逆に『嫌な気分にさせてすまない』と謝ってくる。
その時、魂となったレティスの子が出現。
「おぉーー」
神鳥の魂を取ろうとするが、アーサーの位置が悪いらしく、
△ボタンが反応しない。
親父は何度もレティスに話しかけている。
「取れって言われても取られへんやん!」
親父はレティスの後ろ側にまで回っている。
レティスもいい迷惑だ。はよ取れよ、って思ってるだろう。
らちがあかないので、教えてあげる。
「レティスの正面に回って、△やと思う」
「はぁ?」
はぁ、ってなんだよ! 俺が悪いのか?

神鳥の魂を入手、光の世界まで送り届けてもらう。
が、親父はソッコー破れ目に突入。
「なんでまた入るんや?」と俺。
「え? 戻るんやろ?」
「なんでやねん! 今戻って来てたやんか!
色が付いてたやろうが!」
「あぁ、ホンマや、そういえば」
「あそこは、普通は解放感を感じるところやと思うぞ。
白黒から色が戻ってんから」
「全然気付かんかったわ。確かにそやな!」
一体親父の目にはどういう風に画面が映ってるんだろう。

158 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:36:22 ID:zrGuXKwN

早速親父は神鳥の魂をふくろから取り出し、アーサーに渡す。
「アーサー、たましい、使う」
俺は超緊張。一体親父は何て言うんだろう。
レティスの子の声が聞こえる。操作方法は○ボタンで、とのこと。
画面が暗転。あの曲が流れ、やがて鳥の姿が現れる。
「おぉぉ、飛んどるな!」
それだけ? 曲の感想はいつ言うんだ? 俺は手に汗に握りながら待つ。
「えーっと……」
親父は台地をフラフラと飛び回る。
最初に言われた○ボタンを押そうともせず、
スティックをグリグリ動かしている。
もしかして……反応無し?
「なぁ、懐かしくない?」 俺はそう訊いた。
「何が?」 えぇぇぇぇ!?
「曲が!」
「あぁ、聞いたことあるで、これは」
親父のコメントはそれだけだった。
勝手にドラマチックな感激を想像していた俺は、ひどくうなだれた。
「昔の鳥のことはちゃんと覚えとうで!」
「あぁ、うん、そう……」
親父はああは言ったが、
鳥の名前をちゃんと覚えているかどうか、怪しい。
今度それとなく訊いてみよう……orz
なんというか、親父が覚えているのは、
おぼろげな印象でしかないのかも知れない。
3の鳥、4の道化師、4の五章オープニング。
どれも親父の記憶に残ってはいるが、
それが明確にどの作品に出てきたどんな固有名詞だったかまでは、
覚えていないのかもしれない。

159 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/23 01:37:52 ID:zrGuXKwN

親父は鳥で飛び回る。ようやく操作方法を確認した。
適当に飛んでいたところで何か白いものを見つけて騒ぐ。
「あれ何や? わし行ったか?」
「テントやろ」 ベルガラック〜サザンビーク間にあるテントだ。
「降りてみよ」
ちゃんとテント前に着陸した事に感動している。
一度来たことがあるのはすぐに思い出したようだ。
「別に用は無いわ」

再び鳥に変身。
「鳥でしか行かれへんとこに行かなあかんねん。
そういう場所がまだなんぼかあるんやろ?」
そうだと答える。
「うーん、どこがあったかなぁ。
まぁええわ。明日また飛び回って探すわ」

川沿いの教会でセーブ、本日は終了。
「わし、今で全体の7割くらいは来とうかなぁ」だそうだ。

ここまでの戦績。
ア Lv.36 剣.97 槍.5 勇.56
ヤ Lv.35 斧.95 人.74
ク Lv.35 剣.34 杖.95
ゼ Lv.34 杖.93 色.60

時間 65:08
走破 201.5キロ
戦闘回数 848回
倒した匹数 2855匹
逃走 27回
全滅 4回
トロデ「真のマラソンマンへの道は遠いぞ」

272 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:16:40 ID:3eTfMJ9+

川沿いの教会から再開。
と書いたものの、最初の小一時間ほど、俺は見てない。
親父用の年賀状つくるのを頼まれたからだ。
「お前がやってる間、わしは空を飛び回っとくからな!」だと。
印刷の合間合間に覗きに行くと、宣言通り空を飛んでいた。
「何か見つかった?」と俺。
「ゲルダの家に行ったで。小さなメダルがあった。
でもあかんねん、どこも行ったことある街ばっかりや」

ようやく俺は印刷を終えて、親父に渡す。
「お前、宛名の文字がでかいんじゃ! アホ!!」
試し刷りの時は何も言わなかったじゃないかよ。
俺はぶち切れそうになったが、こらえていつもの場所に腰を下ろす。
画面を見ると、親父は何とスライム丘にいた。
まだ来たばかりだと言う。
「降りられそうやったから降りてみたんや」
俺は地図を出させて、少し説明する。
★印になってるやろ。鳥でないと来られへん所の印や」
「じゃあ、おうとるんか!」
「それはどうかは知らんが、
とにかく、鳥オンリーの場所におることは確かや」

273 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:17:49 ID:3eTfMJ9+

親父はスライム丘を進んで行く。
橋を渡り、いくつか穴を抜ける。
「スライムばっかり出てくるな、ここ。
なんでトヘロスかけてんのに出てくるんやろ」
それは実はね、と言おうとした所ではぐれメタル4匹と遭遇。
「うわ! すごいぞ!」
「ここはそういう場所や」
「ホンマか! お前ここすぐ来たか?
わしすごいぞ、一発目がコレや!」
俺が居ない間、本当に街ばかり回ってたのね。
4匹中、1匹は倒すことに成功した。
途中でメタルスライムの大群にも遭遇。3匹ほど倒せた。
奥では覇王の斧を入手。
「こんだけやなぁ。お前ここ覚えといてや。また来るから」

再び空から地上を探索。
街や城を見つける度に、
「ここはわし行ったか?」と繰り返す。
俺はその度に地名を言ってあげる。
「あかんなぁ、全部行ってるなぁ」
やがてサヴェッラの辺りに辿り着く。
「ここは!?」
「そこはサヴェッラや」
「あっ、ここちゃうんか! ここは行ってないやろ!」
大岩の事だ。そうやね、と答える。
「よし、降りるで!」

274 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:19:21 ID:3eTfMJ9+

法皇の館に降り立つ。
入ろうとすると、誰かが来るので隠れる。
マルチェロと法皇の会話を聞く。
「こんだけ?」
中を歩き回ってみるが、途中で夜になる。
法皇にも会わないまま、親父はここの探索は保留とした。
「困ったなぁ。どこに行ったらええか全然分からん」
「鳥でないと行かれへん所や」
「それは分かっとるわい。でも空から見たら、
どれがどの街やとかわしは全然分からへんもん」
俺も困った。どういう風にヒント言ってやろうか。

親父は空から世界を回る。
トラペッタ、ポルトリンク、アスカンタ、ドニ……。
俺が地名を言う度に、
「あかんなぁ」と。
ドニの辺りをぐるぐるしている。
「高い場所なんやろうな、多分。さっきもそうやったし」
「高い場所でも、降りられる所と無理な所があるからな」
ちょうど岩山上空を飛んでいたので説明する。
「これも、降りられそうな場所やけど、
影の表示は無理って表示になってるやろ」
「分かっとうって、わしずっと飛んでたんやから」
なのに小一時間飛んで発見したのがスライム丘だけなのか。
「分かってるねん。だからな……ホラ、
こういうとことか怪しいんや。降りられるってなってるやろ、ここ」
そこは三角谷上空。俺はもどかしくて困る。
「降りたかったら降りてみたらええやんか」
「いっぺん降りたら、また呼ぶまでが長いからイヤやねん」
そこで降りてくれ。俺は黙って祈る。
「お前が言うんやったら降りたるか」 よし!

275 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:20:32 ID:3eTfMJ9+

親父が降りたのは、三角谷に近い方の場所だ。
アクデンの居る橋を渡らずとも辿り着ける。
親父は地図を開かずに辺りを適当に回る。
何度目かの戦闘で、メタルキングと初遭遇。
「こいつはナンボや!?」
「三万や」
「はぐれメタルは?」
「一万」
「一万、二万、三万! ごっついな! ふふふ」
どうせ逃げられるだろうと思ってたんだが、倒してしまった。
ヤンガスの大まじん斬りは偉大だ。
三角谷に向かい出した所でまた遭遇、勝利。
つくづく運の良い人だ。

三角谷に到着。
トロデ王で探索開始。
『暗黒神は大岩に封じ込められた』という話を聞く。
「あの大聖堂や。あそこにまた行かなあかんのや」
本棚で、伝説の剣のレシピを見る。
「お前、何が作れるか全部知ってるんやろ。
何かええのんが作れるんやったら、わしに教えろ!」
今さら何を言い出すんだよ親父。
釜を使わないためにカジノで金を貯めたんだろう。
そう言ってやると、
「それはまぁそやけど……」と唸っている。
『伝説の剣』という単語が親父的にはひっかかったんだろうな。
エクスカリバーの夢はまだ持ってるんだろうか。

276 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:21:45 ID:3eTfMJ9+

アークデーモンから、チェルスがどうのこうのという話を聞く。
「チェルス、チェルス……」 必死に思い出そうとしている。
「リブルアーチで死んだ子な。犬にやられて」
「あぁアイツか、ふむ」
店屋で買い物。たっぷり散財した。
「カジノで稼いだのが活きとるなぁ。全部揃えたぞ。ばっちりや」
宝物庫に行くが、オークが通してくれなかった。
別の場所を探索、ラジュに会う。
「こんで宝物庫に行けるんや」
宝物庫で、暗黒大樹の葉を入手。
「これは使ったら無くなる?」
「無くならへんよ」
「これを使って鳥でおっかけるんやな」
爆弾岩から、暗黒神の城の話を聞く。
「城も大岩に埋まってるねんで、きっと」 当たらずとも遠からず。

「さて、メタルキングをもう少しやっつけよか!」
黒犬は放置なのね。2匹倒した事に気を良くしているようだ。
外に出てうろちょろするが、全然出会えない。
段々とダレてきたようだ。
ダイス・ド・デビルの声にムカついている。
「こいつ気色悪いねん、こっちまで吐きそうになるわ」
30分ほど粘って諦める。
「もうええわ。帰る」

277 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:23:04 ID:3eTfMJ9+

三角谷で宿を取り、外へ。
暗黒大樹の葉を使うと、黒犬の位置が示された。
鳥になって追いかける。
が、親父はあさっての方向にばかり飛んで行く。
地図はこまめに開いているんだが。
「こっちや!」と方向を定めるが、いつも微妙にずれている
「来すぎとる、こっちや!」 ずれてるよ
「こっちか!?」 あってる。そのまま行け、親父。
「近付いて来たぞ、向こうや!」 あぁ、またずれてる
「何でわしはこんな端っこにおるねん……」 スピード出しすぎ!
すったもんだしたものの、ようやっと黒犬の姿を視界に捉える。
「あれやーー!」
「それや! 見失わんようについて行くんや!」と俺。
黒犬を追いかけて飛び続ける。
やがて奴は、法皇の館へと降りて行く。
後を追って、法皇の館に降り立つ。
黒犬が出現。奴は館内へ。
「行くで!」
黒犬は法皇の前に居た。
「やっつけるで!」

278 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:24:45 ID:3eTfMJ9+

VS魔犬レオパルド戦。
これまで通りの戦法を貫く。
が、痛恨の一撃と吹雪のコンボで
ククールが死亡。
アーサーがザオラルを試みるが、2回とも失敗。
ザオラルに賭けていたせいで回復がおろそかになり、
アーサー死亡
「やばいぞ。誰も回復できひんぞ!」
「それはアレや、ヤンガス、メガザル使ったらどうや」
「これか! なるほど!」
ヤンガスのメガザルでアーサーとククールが復活。
次ターン、ゼシカでフバーハをかけ直そうとするが、
アーサーとククールがフバーハを跳ね返してしまう。
二人とも、三角谷でミラーシールドを装備したせいだ。
ヤンガスを生き返らせたは良いものの、
痛恨+吹雪コンボが再びククールに炸裂。
「こいつは気付いたらいっつも死んどるな……」
ククールは親父にとってまさしく鬼門だ。
ザオラル持ちのアーサーだけは守る戦法に移る。
アーサーのHPが250ほどの所で、
アーサー攻撃、ヤンガス攻撃、ゼシカ祝福の杖でターン開始。
レオパルドの方が早かった。痛恨の一撃!
アーサー死亡。もう蘇生手段はない。
「やられた……」
残る二人で抵抗を試みるが、結局そのまま全滅。
「負けたなー」と俺。
「お前、心の中では腹抱えてわろとるんやろ」
当たってるよ親父。面白いよ。
しかしレティスに勝ったのに黒犬に負けるとは驚きだった。

279 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:26:16 ID:3eTfMJ9+

「呪文を勝手に跳ね返したのがあかんのや!
葉っぱも買いに行くで! 次は勝つからな!」
前につけていた魔法の盾に装備を変更。
サザンビークで世界樹の葉を購入、アーサーに持たせる。
再び法皇の館へ。

2度目のVS魔犬レオパルド戦。
前回の教訓を生かし、フバーハは最初のターンで。
ルーンスタッフで何度か防御を上げてから、バイキルト。
戦力強化の後は、ゼシカもイオナズンで援護。
痛恨の一撃でククールも含めて何度かキャラが死ぬが、
葉っぱとザオリク、ザオラルでどうにか踏ん張る。
毎ターンのベホマラーと、必要に応じてアーサーが回復役に回り、
苦戦しながらも勝利する。
「こんなんに2回も負けてられへんからな!」

倒したところでマルチェロ登場。
「次はこいつが杖を持つんか!」 バレバレかよ。
ニノ大司教もろとも煉獄島送りにされてしまう。
「なんとまぁ、おとなしぃに捕まってもうて……」
そうだよな。その通りだよ。

一ヶ月の牢獄暮らしの後、
ニノの助けで脱出に成功。都合良くトロデが迎えに来ていた。
「話がくどいねん。そんでどこやねん、ここは?
別に船乗ってる必要ないんやろ。ルーラや」
親父はサヴェッラ大聖堂を選んだ。
サヴェッラでは、人々が法皇の死を悼んでいる。
親父は話を聞いて回る。
『聖地ゴルドで新法皇の就任式が行われる』という。
「なんや、そっちやんか。ここおってもしゃあない」
後の町民はほったらかしで、ルーラ。行動が早い。

280 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:27:28 ID:3eTfMJ9+

聖地ゴルドに着く。
「これも別に話聞かんでええんやろ。行くで!」
以前は開けられなかった、女神像へ続く扉を開ける。
マルチェロが演説の真っ最中だ。
演説は続く。親父はじーっとそれを見ている。
やがてマルチェロは言う。
『私に従うか……さもなくば、その侵入者のように殺されるかだ!』
「気付かれたで!」
聖堂騎士団の面々に取り囲まれる。
「さぁ、どうするんかな、アーサーは」
鳥になってピンチを脱出、一気にマルチェロの元へ。
「またボス戦かいな! 連続やな!」

VSマルチェロ戦。
グランドクロスが厳しいだろうと思ってたんだが、
100程度しかダメージがない。
はぐれメタル鎧と、つけっぱなしだった魔法の盾のおかげだろう。
ベホマラーで簡単に回復出来る。
いてつく波動はうっとうしいが、立て直しに困難を要するほどではない。
バイキルトがけのアーサーとヤンガスでタコ殴り。
一度もキャラが死ぬことなく勝利だ。
「弱いわ、こいつ」だそうだ。気の毒に、マルチェロ。

マルチェロを倒してしまったことにより、暗黒神が復活。
女神像は崩れ、暗黒魔城都市が姿を現す。
人々が空を見上げる。
ルイネロが出てきたところで、親父は勝手にアテレコ。
「な、なんだこれは……!」
盲目の宮廷魔術師が出る場面でも勝手に喋る。
「なんということじゃ。妖気が満ちておる」
あんまり笑かさないでくれ親父。

281 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:28:42 ID:3eTfMJ9+

暗黒魔城都市は空へと飛び去る。
崩壊したゴルドで、アーサーは起き上がる。
マルチェロが今にも大穴に落ちそうだ。
「ククールが助けるで!」
その通りになった。
「やっぱりや!」
ククールとマルチェロの会話を見る。
マルチェロは傷ついた体を引きずりながら、去って行く。
ゼシカが『ケガしてるのにほっといていいの?』みたいなことを言う。
ククールのやりきれない表情から、
画面はマルチェロの去り行く後ろ姿に移る。
そして親父が一言。
「ベホマ!」
俺はコーヒー吹いた。
「なんでベホマやねん!」
「ここで回復して、もう一回マルチェロが怒ったら面白いやろ。
さらに情けをかけてやるんや」
なんて意地悪な人だ。

ゴルドに残っている人に話を聞いて回る。
「結局、飛んで行った城に行かな話は進まへんのやろうな」
川沿いの教会で宿泊、セーブしてから、鳥になる。

283 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:30:52 ID:3eTfMJ9+

暗黒魔城都市に突入。
「ごっつ広そうや」
「広いでここは。地図も複雑や」
「それはわしの最も苦手とするところやな!」 
自信満々に言うなよ。
正面の階段は登れないので、親父は左側から回ることにした。
地図を入手。本棚でメタルウィングのレシピを読む。
メタル系に効く武器ということで、親父の心は揺れたようだ。
「これ作りたいなぁ」だって。地雷だ。今のところ材料は無いが。
正面階段まで戻る。今度は右側の方だ。
一番奥の階段を延々のぼり、オリハルコンを入手。
「一番硬いやつや! これはええんちゃうんか!
これを釜に入れるんやろ!」
3の思い出だね、親父。確かに貴重品だ。

タル部屋に到着。
「なんやこれは……」 あ然としている。
「こんだけあったら気持ち悪いな。罠とちゃうやろな」
そう言いながらも、ひとつずつ壊して行く。
全部壊して、上の階段へ。
順調に進んで行く。ショートカット用のレバーを倒す。
石像を動かすところも一発で気付いた。冴えてる。
賢者の石を入手。アーサーに持たせることにした。
城内の敵は結構強い。HPが高い奴が多く、スパッと倒せない。
グリゴンダンスと戦いながら、ぼそっと言った。
「ステテコダンスは、
そんなにショックを受けるほどのもんなんやろか……」

285 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:32:03 ID:3eTfMJ9+

回廊都市に到着。
周りを見渡し、地図を見る。
「変なとこに来たなぁ」
石版を読み、回復してもらう。
「これはわしらやないか」
石版の近くにある4つの像だ。調べてみるが、何も反応は無し。
親父は街を調べてまわる。
「おかしい……おかしい……」 そう繰り返している。
扉はどれも入る事ができない。
「どっかに本物の扉があるんとちゃうんか!」
扉をしらみ潰しに調べて行く。
やがて一周回って元の場所に着く。
もう一度石版を読む。石像を見る。
「おかしい」
アーサーの首が無くなっているんだが、親父は気付かない。
ここに来る前にヒントの石版を読んだはずだが、
親父はきれいさっぱり頭から抜け落ちているようだ。
『なかま』コマンドも使おうとしない。
「おかしいなぁ」 そのまま2周目に突入。
間違ってはいないので、俺は黙っている。

街の様子が変わり始める。地面には毒沼がちらほら。
「なんか変わってきたで!」
敵も出現し始めた。
「でも、どうやったらええんかが全然分からへんなぁ」
段々と、街の景色は牢屋に変わる。
「えらい変わってしもたで、大丈夫なんかこれは」
とうとう謎解きを全く理解しないまま、
親父は街を何周も回りきり、
下り階段を見つけてしまった。ある意味すごい。
階段を降りた奥の奥で、暗黒神ラプソーンと対面。
「よーっしゃ!」

287 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:33:21 ID:3eTfMJ9+

VS暗黒神ラプソーン戦
戦力強化も中途半端なままに、ゼシカが痛恨の一撃で死亡
フバーハをかける前に死んでしまったのが痛かった。
吹雪がきつく、残った三人のHP回復で手一杯だ。
アーサー賢者の石、ヤンガス攻撃、ククールベホマラー。
そのまま何ターンか過ぎたところで、
ククールが
妖しい瞳で夢の中へ。
「何で寝るねん! 厳しいなぁ」
HPも危険域だったので、アーサーは賢者の石でターン開始。
ヤンガスだけは攻撃を続けさせることにする。
ラプソーン、痛恨の一撃!
 アーサーが死亡。続いて吹雪
ヤンガスがHP二桁に。ククールはまだぐうぐう寝ている。とことん役立たずだ。
「あかんな、うーん、どっちがええかな」
親父はヤンガスのべホイミかメガザルかを悩んでいる。
「メガザルやで、そこは」 べホイミしたって、雀の涙程度の回復だ。
「よっしゃ! 行け、ヤンガス!」
ラプソーン先手、いてつく波動! 特に意味無し。
続いて、痛恨の一撃!
「うわぁぁ!」 しかし標的はククールだ! ククール死亡
「助かった!」 
ヤンガスがメガザルを唱える。
「これ以上ないポイントでヤンガスが大活躍やぞ!」 親父も俺も大興奮。
アーサー、ゼシカ復活!
が、ククールは死んだまま。
「なんで!? 生き返ってないぞ!」 
俺も初めて知った。
そのターンで死んだ奴はメガザル対象外だってことを。

289 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:34:55 ID:3eTfMJ9+

ククールは死んだままだが、まだ立て直しは可能だ。
とりあえずはHP全快でアーサーとゼシカが生きている。
アーサーザオラル、ゼシカフバーハ。
「よし行け!」
ラプソーンはマヌーサ攻撃とイオナズン。被害は少ない。
ザオラル一発目でククールが復活! 運が向いてきたか。
回復主体で、ヤンガス復活のタイミングを測る。
数ターン後に、イオナズン2回の攻撃が来た。
これなら賢者の石一回で回復可能だ。ククールが蘇生に回れる。
ヤンガス復活。
ここからはヤンガスがメインの攻撃、その他は回復、補助。
何度かキャラが死んだり、HP一桁で生き残ったり、
とにかく苦戦しながらも勝利した。

「また変身して戦うんちゃうやろな」
が、ラプソーンは姿を消す。
「どっか逃げたんやろ!」
玉座の周りを調べるが、何もない。
「あかんな、出よか」
親父はリレミトを唱えるが、何も起こらない。
「歩いて出なとあかんのか」
少し戻ったところでイベント発生、城が崩れ出す。
「えぇぇ? 何これ、どうするんや!」

293 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:37:25 ID:3eTfMJ9+

城を脱出すべく走る。
回廊都市で、また困っている。
回廊の途中で、暗黒の使い、フレイム2匹と戦闘。
苦も無く勝利、そのまま回廊を走って行く。
2周目か3周目か(失念)で階段が現れるが行き止まりだ。
「どうするねん、行かれへんやんか」
もう1周まわったところで、石像4体と戦闘。
「こいつら敵やったんか!」
石像達を退け、ひたすら来た道を戻って行く。
「あのな、わし、ジュース買いに行きたいねんけどな、
こんなに忙しい音楽が流れてたら途中で止まられへん。
いつまで続くんやこれは……」

シャークマジュ2匹と戦闘、難なく勝利する。
外に出たところで、暗黒の魔人登場。
攻撃力は強いが、一回行動なので怖くはない。
倒すと、危機的なBGMが止む。
「これは、ここで一旦終了ってことやで」
辺りをまわってみるが、行けそうな場所は無い。
「出たらええんや。これちゃうか?」
親父は神鳥のたましいを使う。

鳥になって城脱出をはかるも、
ラプソーンは新たな体を手に入れ、闇の世界の魔物を呼び寄せる。
「んん? どうなっとるんや」
呼び出された魔物達の攻撃を受け、人の姿に戻ってしまう。
「戻ってもたぞ!」
レティスが登場、アーサー達を助けてくれる。
「なんか、わけ分からんようなってきたわ」

294 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/24 03:38:53 ID:3eTfMJ9+

レティスは止まり木の所まで運んできてくれた。
山彦の笛をもらい、オーブ探しをすることになる。
「なぁ、さっきので、神鳥のたましいは消えてしもたんか?」
イマイチ理解してないようなので、フォローする。
「魔物の攻撃を受けたから、一時的に変身が解けてしもたんや。
そこを、闇の世界からこっちに来たレティスに助けてもらったんや」
「じゃあ、次からはレティスに乗れるんか?」 違う。
「レティスはまだ用事があるって言うてたやろ」
「あぁ、そうか……」
まだ納得行ってない様子。まぁいいか。
双子の巫女から、最初のオーブはトラペッタにあると聞く。

トラペッタに行き、本日は終了。
「次々にヒント言うてくれるんやろ?」 オーブのありかの事だ。
「いや、最初だけや。後は自力で探さなあかん。
今までの話を覚えてたら、簡単なことやで」
「アホ、それは難儀や。わしはいちいち覚えてないぞ!」

ここまでの戦績。
ア Lv.39 剣.100 槍.5 勇.76
ヤ Lv.39 斧.100 人.95
ク Lv.39 剣.60 杖.100
ゼ Lv.38 杖.100 色.88

時間 72:52
走破 218.3キロ
戦闘回数 936回
倒した匹数 3129匹
逃走 31回
全滅 5回
トロデ「ここまできたら戦術など無意味!
自分を信じ 心のまま戦うのじゃ!」

448 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:04:57 ID:cDaIdz+D

トラペッタから再開。
これまでの話のおさらいをしてあげる。
「そうやったな、オーブやな」
親父は山彦の笛を吹いてみる。
「これは正解ってこと?」
「そうやで。山彦返ってきてたやろ」
「しかし、全部回るんは難儀やなぁ」

親父はルイネロの家へ。
「ここで聞いたらなんか言うんちゃうんか。わしはそう見た」
しかしルイネロはオーブのオの字も言いやしない。
『この先の戦いはわしにも見えぬ』とかうんたらかんたら。
「娘がおったやろ、こいつや!」
ユリマも大したことは喋らない。
「あかんやん」
「自分で探せってことやね」と俺。
一応フォローとして、
オーブはキラキラ光ってるからすぐ分かるよと言ってあげる。

449 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:08:14 ID:cDaIdz+D

「井戸や!」
ルイネロの家の前の井戸に入る。何も無い。
出てきてから、親父は街の地図を開いた。
「あれが武器屋で、教会で、宿屋で……分かった!」
親父は走り出した。
「どこ行くん?」
「火事の跡やろ! ここにあるはずや!」
びっくり。何で分かったんだ? 覚えてたとは思えないのだが。
パープルオーブを入手した。

「こっからはノーヒントなんやったな」
「そやで。でも、ちょっと考えたら分かる事や。
なにかしらいわくつきの場所やな」
「待て、思い出してみるから!」
親父は考えている。画面のアーサーも腕組みだ。
取り説の地図を眺めている。
「そうや! これやで!」
親父は、取り説地図の地名が書いてある場所を順番に指した。
「ちょうど7個や! どや!
ここに書いてあるってことが正解ってこととちゃうんか!?」
トラペッタ、リーザス、ポルトリンク、
マイエラ、アスカンタ、パルミド、海辺の教会。
確かに7個だ。そういう考え方もあったのか、と俺は少し感心した。
だが間違いだ。
海辺の教会にオーブなんかあった日にゃあ、こっちはたまらない。
「あのな、言ってまえば、七人の賢者と関係のある場所や」
多分、このヒントでも親父は苦労するだろう。

450 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:13:24 ID:cDaIdz+D

親父は俺のヒントを元に考えている様子。しばらくしてこう言った。
「あそこや。犬が杖持ったとこや」
「嫌なオッサンがおったとこの事か?」
「そうや。名前なんやった?」
「リブルアーチ」
「そこや!! あそこの家の、庭にあると見た!」
すげぇ。詳細な場所まで正解だ。

リブルアーチに到着。
入ってソッコー山彦の笛を吹いてみる。
「やっぱりや!」
ハワード邸の庭でグリーンオーブを入手。
「素晴らしいな。意外と簡単や」
「でもまだ2個だけやん」
「大丈夫や。次はおばあさんのとこやで!
裏の洞窟のとこにあるはずや!」
うわぁ。七賢者云々のヒントは出しすぎだったかも。
俺は後悔。親父をみくびっていた。
メディばあさんの家の裏で、レッドオーブを入手。

ここまで順調に来たが、
ハワード邸もメディの家も印象深い場所だったせいだろう。
こっからは悩むだろうな。悩んでくれ、親父。
「ルーラで行ける場所の一覧書いた紙はないんか」
「そんなん、ルーラ唱えるふりしてみたら出せるやろうが」
「あぁ、そうかそうか」
親父は場所選択を切り替えながら、過去のイベントを思い出しているようだ。
「ゴルドって何やったっけ」
「女神像のあったとこや。マルチェロと戦ったとこな」
「ほんならちゃうわ。マルチェロは生きとる」
もしかして、末裔達が死んだ場所が正解って気付いたのか?
「これちゃうかな」 マイエラ修道院だよ……orz いいんだけどね。

451 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:16:45 ID:cDaIdz+D

マイエラ修道院に到着。
「あぁ、けったいやな、ここわし嫌いやねん。ややこしいねん。
院長の部屋はどこやった?」
ピンポイントで場所指定して訊かれたら、答えないわけにもいかない。
『オーブはどこにあるねん?』とか訊いてくれたら、
『知るか!』って言ってやるのに、くそ。
「院長の部屋やったら、一番奥や」
院長の部屋のある建物に入り、笛を吹く。山彦は返ってきた。
一階を見渡すが、何も無い。
2階やな」
ゴールドオーブを入手。

残るオーブはあと三つ。
またまたルーラ画面で熟考。独り言を繰り返す。
「ここは違うなぁ。ここも違うやろ。ここはあそこや。ここは……」
やがて親父が決めた場所は、「サヴィエラ大聖堂やろ」だ。
入り口前に降り立つ。
そのまま入っていくのかと思ったら、鳥に変身。
「上の方に行かなあかんねんで」
ここぞという勘は、ホント恐ろしい。 
法皇の館の2階でシルバーオーブを入手。

452 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:18:46 ID:cDaIdz+D

オーブはあと二つ。
独り言は止まらない。
「パルミド……関係ない。
剣士像の洞窟……ダンジョンやろ。
砂漠の教会って何やった?」
「カジノ再開させる為に行った洞窟の近くのとこ」
「サザンビークは?」
「クラビウス王のとこな。チャゴス王子がおるところ」
「あ、それはちゃうな」
「レティシアは何やったっけな」
「レティスを崇めてる人達の村な」
「なるほど」
あぁ、俺が消去法に利用されてるんだな。
「なぁ、こことちゃうかな」
リーザス村だ。
「ここはどんなとこやった?」
「ゼシカの故郷や」
「セシカは生きとるな。待てよ……。お姉さんがおったやろ!」
お兄さんだよ親父。

リーザス村に降り立つ。
中に入って笛を吹くが、反応は無し。
「外ちゃうんか」
フィールドで笛を吹く。反応無し。
「おかしいなぁ」
周りを見渡した時、親父は塔に気付いた。
「あれやーー! ふふふふ」 俺はがっかり。
リーザス塔最上階で、ブルーオーブを入手。

453 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:20:41 ID:cDaIdz+D

とうとう残るはあと1個。
順調すぎるのは俺のせいだろう。反省。
最後に残ったのはベルガラック。
これは絶対気付かないだろう。いや、気付かないでくれ。
「ベルガラックは何が起きたんやった?」
「大きなカジノがあるとこ」
親父がにやりと笑った。
「それや。残っとるのはここぐらいしかないからな!」

ベルガラックに降り立つ。
笛を吹くと、かすかな山彦が返ってきた。
「ここにあるのは間違いないけど、
どこにあるかが分からへんなぁ」
親父は宿屋に入っていく。
ベルガラックに狙いをつけたは良いものの、
明確に場所を分かっているわけではないようだ。
宿屋で笛を吹くが、反応はかすかなまま。外に出る。
「話を聞いたらええんや」
町人に聞いて回る。
『向こうでイカが暴れている』みたいなことを聞く。
てっきり倒しに行くのかと思ったが親父はスルー。
盗賊風の町人から、
『フォーグとユッケはギャリングが死んでからも、
思ったよりも仲良くやっている』
という話を聞く。
「これやーー! こいつやで!」
ギャリングの館へ走って行く。
2階でイエローオーブを入手。
「揃ったぞ! わしが思てたよりもだいぶ早く揃ったわ!
お前がおるとやっぱり便利やな!」
そりゃ、あんだけ訊けばそうなるだろう。
親父一人プレイだと、5時間は悩んだろうな。

454 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:22:10 ID:cDaIdz+D

ギャリング邸を出たところで、速攻でレティシアにルーラ。
レティスに会いに行く。
レティスの話を一生懸命聞いている。
「えぇ? どういうことや」
『話は理解できましたか?』と訊かれる。いいえ。
またレティスは話してくれる。
『話は理解できましたか?』 はい。
『すぐに暗黒神の元へ行きますか?』 いいえ。
「行ったら戦うんやろ。それは無理や。
長くなるからな。わし明日も仕事やぞ。日曜やのに」
一気に行っちゃえと思ってた俺は少しがっかり。

親父は止まり木の前で画面を止めたまま、俺に訊いてくる。
「イマイチ分からんのやけどな。
祈るっちゅうことは、その間必死に耐えるしかないってことやろ?」
「そうや。レティスもそう言うてたやろ」
「杖は今もう持ってるんか」
「まだや。暗黒神のとこに行く時に、レティスがくれる」
「誰に持たせるんや」
「杖は全員が持つんや。ほんまは一本やけど、
まぁ、便宜的に各々が一つずつ持つ形になるな」
「あぁ、なんや、そうか。
わし、誰に持たせたらええか悩んだがな」
親父は何かを考えている。
「行くんやったら、強くしてから行った方がええなぁ、
いや、でも耐えるだけなんやったら一緒か。
いやいや、でもこっちが強かったら受けるダメージは減るわな?」
「そやね」
「まぁええわ、次に決めるわ。今日は帰るで」

455 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/26 01:23:30 ID:cDaIdz+D

「どこでもええからセーブしてくれ」
そう言うので、俺が川沿いの教会に行き、本日は終了。
残すはラプソーン戦のみ。
いや、その前に親父はスライム丘を選ぶか?

ここまでの戦績。

ア Lv.39 剣.100 槍.5 勇.76
ヤ Lv.39 斧.100 人.95
ク Lv.39 剣.60 杖.100
ゼ Lv.38 杖.100 色.88

時間 73:54
走破 222.8キロ
戦闘回数 939回
倒した匹数 3133匹
逃走 31回
全滅 5回
トロデ「無益な殺生をしないお前達の博愛精神に
わしは心を打たれた。だが空の化け物は倒さねばな」

526 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:50:32 ID:YnaGzUT3

昼過ぎに親父が帰宅したのでびっくりした。
仕事が思ってたより早めに片付いたらしい。
「時間が一杯あるからな! 今日はレベルアップするぞ!」

川沿いの教会から再開。
メタル狩りをするというので、はやぶさの剣を教えてあげる。
カジノでアーサーとククールに装備した。
「よっしゃ、あそこに行ってくれ」
俺にコントローラーを渡してくる。

スライム丘に到着。
始めのうちは、俺もそばに張り付いて眺めていた。
やり出して30分ほど経った頃、
はぐれメタルがしあわせのくつを落とした。
「うおっ、これええんちゃうんか! そやろ!?」
俺は衝撃。思わずセレクト押させて、今まで倒した匹数確認させた。
12匹。恐ろしいよ親父。
親父は靴をゼシカに履かせてあげた。
レアアイテム入手でご満悦だ。

レベル上げばかり見ているのもつまらないので、
俺は席を外し、ちょくちょく覗きに行くことにする。
見に行く度にレベルが上がっている。
「キングメタル○匹倒したで!」と毎回嬉しそうに言ってくる。
これじゃあラプ戦は楽勝ムードだなぁ。

527 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:52:36 ID:YnaGzUT3

またしばらくして覗きに行くと、
親父は立ち止まったまま口笛を吹いている。戦法を変えたようだ。
「ここすごいねん! メタルばっかり出てくるねん!」
それは気のせいだろう。そう思いたい。
「ここを一歩も動いたらあかんねんで。
動かさずに、口笛を吹くんや。わしの見つけたマイポイントやで」
メタルキング2匹が出てきた。
「ホラな! お前も覚えときや! ここは素晴らしいで!」
聞けば、親父はあれから一度も宿に戻ってないらしい。
戻ると次に来る時に場所が分からないから、というのももちろんだが、
それ以上に、ここを動くと『今の良い流れ』が変わってしまうから、らしい。
ヤンガスのMPは、魔法の聖水で回復しているそうだ。
しかし、いつまでやるんだろう。

結局親父は約4時間もの間、メタル狩りを続けた。
その間、俺はウェイター状態。
俺が自室にこもっていると、遠くから声がするのだ。
「コーヒーもう一杯!」
俺はやかんで湯を沸かし、レギュラーコーヒーを淹れてやる。
「ご苦労。お前の淹れたやつはなかなか美味いぞ」
そりゃどうもおおきに!ヽ(`Д´)ノ

「あいつ倒しに行くぞー!」
その声で、俺は居間へ。
アーサーのレベルは、53にもなっていた。
「こんだけあったら、向こうの攻撃にも十分耐えられるやろ!」
ほんと、十分過ぎるよ親父。
親父は嬉しそうに自慢してくる。
「最初39やったんやで。短時間で一気にレベルアップや。すごいで!」
もう分かったから。

528 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:53:55 ID:YnaGzUT3

すぐにラプソーン戦かと思ったら、前準備をするという。
「魔法の聖水を買いたいねん。どこにある?」
だから俺を呼んだのか。三角谷だと教えてあげる。
そんなもの買わなくたって勝てるよ、と思うが口には出さない。
世界樹の葉も買いに行った。
はやぶさの剣やムチなどを外し、元々の装備に戻す。
最後に宿泊、さぁ、レティスの元へ。

レティスはラプソーンの所へ行く前に回復してくれた。
「なんや。宿代ムダにしたわ」 ケチだ。ケチがここにいる。
レティスの背に乗り、ラプソーンの元へ。
「おぉっ、乗っとるな! カッコええな!」

VS暗黒神ラプソーン戦(祈る編)。
「ドラゴンボールにもこんな敵おったなぁ」
居たっけ? 俺は思い出せなかった。誰だろう。
「これ、たたかうんか!?」 俺は無言。
「あっ、ちゃうわ、道具や」
最初の2ターン、親父は祈った。
3ターン目、ゼシカがHPやばかったのに、また祈る。
4ターン目、また祈ろうとしている。
「回復せんでええんか?」と俺。
「だって、祈らなあかんのやろ」
「それはそうやけど、回復するのは自由やで」
「えぇぇ!? そうなん!?」
どうやら親父は、
連続ターンで祈り続けなければならないのだと思っていたようだ。
そりゃいくらなんでも無茶だよ親父。

529 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:54:56 ID:YnaGzUT3

アーサーはベホマズン、他は『祈る』でターン開始。
ターン終了後、『祈りのパワーが足りない!』とメッセージが。
「なんで!?」
4人同時に祈らんとあかんねんで」
「お前ーー! 最初に言え! ダボー!
すごい勢いで怒鳴られた。俺はニヤニヤ。
いいじゃないか、1ターンくらい。強いんだろ親父。
4時間のメタル狩りの効果はすさまじいものがあったようだ。
ピンチらしいピンチも訪れない。誰も死なない。
杖の玉攻撃を2回同キャラに当てられても、ピンピンしている。
とうとう7回祈りきり、最後の賢者が姿を現した。

画面が切り替わる。
「ふふふ、これは勝ったんちゃう?」
親父はコントローラーを置いてしまった。まだだよ親父。
ラプソーンの闇の結界が破られる。
賢者が言う。『私達にできるのはここまでです』
「なんや、やっぱりそうか。こっからもう一回戦うんやな!!」
ラプソーンの台詞が終わり、いざ、最終決戦へ!

530 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:56:23 ID:YnaGzUT3

VS暗黒神ラプソーン戦。
「なんかカッコええな! 盛り上がるな!」
おぉ、良い感想だ。
戦法は、基本的には今までどおり。
アーサーは覚えたばかりのギガブレイクを連発。
ヤンガスは烈風獣神斬を選んでいる。
ククールはバイキルトをかけたあとは、ベホマラーで固定。
ゼシカはバイキルト、フバーハ、ルーンスタッフ。
俺はフバーハかけろとは言わなかったのだが、
炎を吐かれた次のターンで親父は自分でかけていた。
成長したなぁ、ホント
途中、すべての魔力を解放する攻撃でピンチに。200ダメージ越えだ。
しかし次ターンのラプソーンの攻撃はぬるく、立て直しに成功。
いてつく波動が全然来ないので、戦力強化はばっちりだ。
「セシカ別にすることないなぁ。どうしよかな」
イオナズンでも唱えるのかと思ったら、ハッスルダンスを選んでいる。
「念の為や、これしとくかぁ」
これ以降、ゼシカはレティスの翼上でひたすら踊りまくる人となった。
攻撃は相変わらずで、アーサーとヤンガスで叩きまくる。
「やっぱり、4時間がきいとるな。
あのまま行ってたら死んでるで、これは」
レベル50過ぎだもんな……。まさかこんなに上げるとは思わなかったよ俺は。
トドメを刺したのはヤンガス、烈風獣神斬だった。
「いよっしゃぁーー!!」

「どうせまた変身するんやろ!」
今度は親父はコントローラーを離さずしっかり握っている。
ラプソーンが消えるエフェクトと共に、画面は真っ白に。
音楽が平和な風に変わり、
画面はレティスが飛ぶ姿に。その背にはアーサー達が乗っている。
「えっ? 終わり? あれでやっつけたことになるんか?」
親父が拍子抜けしているのとは裏腹に、画面のアーサー達は喜びで一杯だ。

532 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 00:58:41 ID:YnaGzUT3

エンディング。
レティスにトロデーン城まで運んでもらう。
トロデ王に出迎えを受ける。
トロデとレティスが話すのを見る。
俺は先の台詞が分かっているのにドキドキする。
レティスは言う。自分は神ではなく、
レティスという名前も人間が勝手に名づけたもので、
別の世界では違う名で呼ばれていたのだと。
『そう、あの世界では、たしか……ラーミアと』
「この鳥そうやったんか! あいつやんか、昔のやつや!」
以前に『それとなく昔の鳥のことを訊いてみよう』と書いたが、
チャンスが無くて、俺は訊かずじまいだった。
だもんだから、親父がラーミアを覚えていた事にすごく感激した。

トロデ王が元の姿に戻る。
「悪そうな顔やなぁ!」
続いてミーティアとトロデの抱擁シーン。
そして城が元に戻る。
「えらい綺麗になったなぁ」
宴が始まる。親父はコントローラーを置いた。
「しかしあれやで、もう一山ほしいところやな。
あっさり終わってしもたな〜」
苦戦したらしたでブーブー言うクセに。

533 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:01:30 ID:YnaGzUT3

数ヵ月後。
結婚式に出るミーティアを、部屋まで迎えに行くことになる。
「ここどこや?」
「話聞いてたやろ! 兵士の詰め所やんか」
「あぁ、そうか、えーと、出口はどこや」
少し進んだところでククールと再会。
親父は特に感想もなく、階段を登っていく。
ゼシカと再会するが、感想はなし。
「姫様はどこやねん。ここか?」
親父は封印の間へ続く扉を開ける。上まで登って行くが、当然何も無い。
正解はそこのすぐ隣の部屋なのだが、親父はスルー。
来た道を戻っていく。入ったことのない扉までことごとくスルーしている。
「ここはちゃう、ここも違う……」
「あのさ、君はミーティア姫の部屋に行ったことがあるんか?
まるで元々知ってるような言い方やけど」
「知っとるわけないやろ!
でもこんな普通の木のドアの向こうに姫様がおるはずがない!!」
自信たっぷりに言い切られたので、俺も教えるのをやめた。
ところどころカギがかかっているドアがある。
「なんで行かれへんねん。カギ持っとうのに」
「それはな、君みたいな人がおるからや」
「何がや」
「姫様の居場所が分からずにぐるぐるしてる人の為に、
行ける場所を制限してくれてはるんや。実にありがたいな!」 
「ちくしょう、今に見とれよ!」
親父は散々迷ってから、ようやくミーティアに会えた。

534 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:03:09 ID:YnaGzUT3

なんだかんだで、サヴェッラ大聖堂に到着。
チャゴス登場。
「バカ王子やーー! バカ王子が来たぞーー!!」
俺はむちゃくちゃ笑った。
チャゴスは、『平民なんぞは式に招待してやらん』みたいなことを言う。
「アホ、アーサーは王子やぞ!」
画面は切り替わり、宿屋でククールが怒っている。
ククールの話を聞く。このままでいいのか、と言われる。
「アーサーの手には王族の紋章があるねんで」
「はぁ?」と俺。いきなり何を言い出すんだ。
「それがあるから、王子って判明して、チャゴスよりも上になるんや」
「そんな紋章があったら、もっと最初に伏線が出とうと思う……」
「アホ、そういうのは最後のお楽しみなんや!」

翌日。ヤンガスと話し、宿の外へ。
大階段の前でククールとゼシカに会う。
『どさくさに紛れて何かやらかしても大丈夫』みたいなことを聞く。
「そうか、結婚式をぶち壊すんやな!」
親父は階段を登って行く。上にはヤンガスが居た。
ヤンガスに連れられ、人波の一番前まで辿り着く。
『あとは見張りをどうするかでがす』とヤンガス。
親父は何故かこの発言に爆笑。
何がそんなに面白いのかと訊いたら、
「アーサーはやるとも何とも言うてないのに、
こいつはやる気満々やないか!」
だって。
ヤンガスの言葉で親父の気持ちにも火がついたようだ。
「よっしゃ、乗り込んだろか!」
腕ずくで中に入ろうとすると、ヤンガスが見張りをやっつけてくれる。
「ヤンガスーー! オラ来たー! ええぞー!」 酔ってるな。

536 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:05:03 ID:YnaGzUT3

大聖堂の中へ。
ミーティアが消えたとの報せが入る。
「ククール達がどっかに逃がしたんやで! 絶対そうや!」
チャゴスの命令でアーサーは捕らえられそうになり、外へ。
「もう、なんかこういうのは今までのドラクエとちゃうな!
ドラマみたいやでこれは!」
 良い意味で言っているようだ。
ククール達と話し、階段を降りて行く。
トロデが兵士と戦っている。
親父はミーティアに話しかける。
『一緒に逃げて!』と頼まれる。
「はい、や! そら行け! 逃げろ!」 すごい盛り上がってるよ親父。
場面はチャゴスとクラビウスに移る。
「このバカもんが!って怒られるで!」
その通りになったが、親父的には不満だったようだ。
「もっと怒らなあかんで。あれじゃぁ足りひんわ」

馬車に着くと、御者台にはトロデが。
二人は乗り込み、画面はヤンガス達が見送るシーンを映す。
「そしてアーサー王の伝説が始まった!」
うわぁぁ、自分で話を締めちゃったよこの人!
俺は妙な脱力感に襲われながらも尋ねた。
「えぇと、それは何? この後アーサーが姫と結婚して、
王になるってことか?」
「その通りや!」
「なるほど……」
「それでな、アーサーの持っとった剣が、
後の世ではエクスカリバーとして受け継がれるんや」
「こじつけや、それは!」
「それでええの!! わしの話はそうなの!!」
怒られた……。

537 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:07:16 ID:YnaGzUT3

親父はスタッフロールには興味がないようだ。
「これ、もう見てもええやろ?」
俺がいつも手元に置いてる、アイテムリストやレシピの冊子の事だ。
俺はこれを見ながらヒントを出したりしていたのだが、
親父には絶対に見せないようにしてきた。
クリアしたことだし、まぁいいかと思って俺は見せてあげた。
親父はパラパラとめくっている。
「あいつとは何回でも戦えるんやろ?」
「ラプソーンやったら、何回でも戦えるで」
「よし、じゃあ、最強の武器を揃えてからまた倒しに行ったろかな!」
お、そういうやる気はあるんだ。
親父はレシピをざっと見て、はぐれメタルの剣を作りたいと言った。
「じゃあ、エンディングが終わってから作るか?」と俺。
「作る!」

やがてエンドロールは終わり、
三人がトロデーン城に戻ってくる。
「ジエンド。終わりやな」
セーブしてから、PS2を再起動。
「お前作れ」
コントローラー渡されちゃった。
作ろうと思ったはいいが、古びた剣持ってないよ親父。
俺はトロデーン城に取りに行くことにする。
その間ずっと親父は冊子とにらめっこしていたのだが、
「おい、わし、ここ行ってないぞ!」と騒ぎ出した。
「どこ?」
親父は、ショップリストの『竜神族の里』の欄を指している。
「あぁ、そうやね、行ってないね」
「そやろ! 行ってないで。でも、どこもそんなとこ無かったけどなぁ」
「行きたい?」
「そこには何があるんや? 売っとうもんは大したことないみたいやけど」
「さぁねぇ、何があるのかねぇ」 含み笑いたっぷりに言ってやった。

538 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:09:15 ID:YnaGzUT3

俺ははぐれメタルの剣の材料を釜に放り込んだ。
「よし、次に作るのはな、ちょっと待てよ」 冊子をめくる。
「まだ出来上がってへんから。歩かんと無理やって前言うたやろが」
「あぁ、そうか」
ちょうど良い機会だと思い、俺はパルミドへ。
「前にモンスターが仲間に出来るって言うたやろ?」
「そんなこと言うてたか?」 言ったよ。
俺は格闘場の前の街道で止まる。
「君は前に、パルミドに行くためにこの道を通ってたけど、
ホラ、あの建物に気付かずに通り過ぎて行ったんや。見覚えある?」
「まったくない」 やっぱそうか。

「入ってみる?」と俺。
「おう、行け!」
屋上に上り、モリーと話す。
メモを3枚渡される。
「あぁ、これはわしは無理やわ。いちいちどこにおるかとか、
地名言われてもパッと思い出せへんもん」
「そうか。じゃあまぁ、とりあえず3匹は俺が捕まえたるわ」
「おう、行け!」 親父は寝転がり、観戦モードだ。
プチノン、スラリン、ジョーを倒して、モリーの所に戻る。
格闘場の中へ案内され、地下へ降りる。
モリーに話しかけたところで俺はコントローラーを渡す。
会話シーンはめんどくさいのだ。
親父が読み終えたかどうかをいちいち気にしながらボタン押さなきゃならない。

539 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:11:04 ID:YnaGzUT3

モリーに自分のチームを持ちたいかどうかを訊かれる。
親父は無言で『いいえ』を選んだ。
もう一度訊かれたが、親父は『いいえ』を選んだ。
話が終わった。
「あかんか。しゃあない。はいにしたろか」
チーム名を決めることになる。
親父はモリーにまかせてみる。モリーの選ぶ名前は変な名前ばかりだ。
「何これ。いいえ。あかん、いいえ。こいつさっぱりやな!」
候補が一周するまでいいえを押し続ける。
親父はニヤニヤしている。
「やっぱり自分で決めるわ、ふふふ」
『アーサーきしだん』 ベタな名前だ!
格闘場の鍵をもらい、モリーとの会話は終了。
一戦くらいやっていくのかと思いきや、
「はい、ここは終わり!」だって。ムリーに話すら聞いちゃいねぇ。

「次は竜神族の里に行きたい」と言う。
「じゃあ、宿屋でも泊まってみたら?」
「宿屋? 宿屋行かなあかんのか。まぁええわ」
川沿いの教会で宿を取る。画面には遺跡の様な場所が映る。
「着いたんか!? これでワープするんか!?」
宿取る度にワープしたんじゃたまらんぞ。夢だよと言ってあげる。
「どこ、ここ?」
「分からへん? 見覚えない?」
「全然や。こんなとこあったか?」
「絶対一回は空から見てると思うけどなぁ」
親父は首をひねっている。教えてやるか。
俺は取り説地図を見せて、場所を説明。親父はそこへ飛んで行く。
「そこや。来たことない?」 無いそうだ。
親父は石版を調べてみる。ワープしてダンジョンへ。
「何これ!? 洞窟かいな! すぐに村とちゃうんか!
あかん、帰る。長そうや」

540 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/27 01:12:05 ID:YnaGzUT3

川沿いの教会に戻り、本日は終了。
とうとうクリアしたんだなぁ。
この勢いで続きもやってくれると嬉しいんだが。

ここまでの戦績。

ア Lv.53 剣.100 槍.43  勇.100
ヤ Lv.54 斧.100 格.51  人.100
ク Lv.53 剣.100 杖.100 カ.53
ゼ Lv.51 ム.45  杖.100 色.100

時間 80:50
走破 234.3キロ
戦闘回数 1200回
倒した匹数 4252匹
逃走 35回
全滅 5回
トロデ「これほど戦闘回数が少ないとは、
お前達が通って来たのは奇跡のルートじゃな」


クリア時データ

時間 80:17
走破 231.6キロ
戦闘回数 1193回
倒した匹数 4225匹
逃走 35回
全滅 5回
トロデ「世のため人のために大量の魔物を倒してきた
お前を草原のそうじ屋と呼ぼう!」

814 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/31 03:18:26 ID:Wptd+H/6

今日で親父は仕事納め。
0時過ぎに帰宅したが、これからプレイすると言う。
同僚に裏ダンジョンのことを言われたらしいので、
ずっと親父は気になってたんだろう。

川沿いの教会から再開。
前回のプレイはすっかり忘れているようだ。
「裏ダンジョンに入ったところでこの前は終わったんやで」と説明。
「あぁ……、そんな気もするな。
おぼろげながら思い出してきたわ。ほんならそこ行くわ」
鳥になって遺跡を目指す。
「なぁ、願い事はどこで叶えてもらうんや?」
「これからダンジョンを抜けて、その場所を目指すんやんか」
「あ? そうなんか! なーんや」
願い事云々は別の場所だと思ってたようだ。
「なぁなぁ、そこでは何が叶えてもらえるんや?」
気が早いな。まだ村にもついてないのに。
「何を叶えてもらうかは行ってのお楽しみやなぁ」
俺がそう言うと、親父はブーブー怒りだした。
「ここまで来てなんやねん。もうそんなん関係ないやろ。
教えろや。ケチが!」
言い過ぎ。分かったよ、教えるよ。
「強い武器とか防具とかもらえるんや」
「おぉぉ! ええやんか!」

816 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/31 03:20:59 ID:Wptd+H/6

竜神の道に着いた。
「ここは地図無いからな。
あと、俺は一度行ったきりやから、道覚えてないからな」
「えぇ? 地図無いやて? なんじゃそら」
最初に出会ったのはホロゴースト4匹。
いきなり息を吐かれて100越えのダメージを食らう。
それが親父にとってはポイントだったらしく、
『命令させろ』作戦が復活した。戦闘時間が長い……(´・ω・`)
「ここの敵なかなか死なへんわ。
でも、あの時にレベル上げとったから、まだ戦えとるんやで。
わしの選択は正しかったっちゅうこっちゃ!」
ぼやいているのか、自慢しているのか。

宝箱を見つける。
中身ははぐれメタル鎧だった。
「ええんちゃうんか!」
「もう持ってるやんか。カジノで揃えたやろ」
「あ、あれか。なんやつまらん」
「カジノで取ってなかったら、手に入るのはここが最初やで。
カジノで稼いだのは素晴らしかったってことやんか」
「なるほど! 確かにそやな!」 嬉しそうだ。
しばらく進み、また宝箱を見つける。
毒沼を渡って中身を見ると、パンドラボックスだった。
「こんの、ボケがぁ!!」
罠系は本気でムカつくようだ。

818 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/31 03:23:02 ID:Wptd+H/6

長い道ばかり続くので、不満な様子。敵も強いしな。
『しのびばしり』を使えって言ってやった。
分かれ道でどっちに行くか迷う。
「左づたいで行くわ」
正解っぽい雰囲気。俺も通った覚えのある場所だ。
途中、ベリアル2匹、ダークナイト3匹と初遭遇。
ベリアルはやはり強い。
「おい、いつ死ぬんやこいつらは!」
「そのうち死ぬって」
「何回叩かせる気やねん、まったく!」

エルトリオの墓まで来た。墓碑銘を読む。
「誰やったっけなぁ。まぁええわ」
奥へ進み、画面が切り替わる。BGMは村の音楽に。
「着いたで! ここやろ!」
アーサーが扉を開けようとするが、開かない。
「あかんのか」
みんなが困っている所で、
トーポがポケットから飛び出てきて扉を開けてくれる。
親父は不思議そうだ。
「今のはアーサーのネズミやろ? ネズミが触ったら開くんか?」
「そうみたいやな」
「変やなぁ」

820 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/31 03:24:25 ID:Wptd+H/6

中に入って行くと、グルーノが案内役として出迎えてくれる。
「このじいさんと一緒に村を回るわけやな」
さぁ探索か、と思いきや。
「ここはルーラで来れるか?」
「大丈夫やで」
「ほな戻るわ。やっぱりしんどいわ。今日は寝る」
プレイしたい気持ちは山ほどあるんだろうが、体はクタクタなんだろう。

俺が川沿いの教会まで戻り、本日は終了。

ここまでの戦績。
ア Lv.54 剣.100 槍.45  勇.100
ヤ Lv.55 斧.100 格.53  人.100
ク Lv.54 剣.100 杖.100 カ.56
ゼ Lv.52 ム.46  杖.100 色.100

時間 82:16
走破 237.6キロ
戦闘回数 1224回
倒した匹数 4314匹
逃走 36回
全滅 5回
トロデ「立ってるものは親でも使えと先代トロデ王語録に書いてある。
テンションをもっと利用せんか!」

872 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:11:02 ID:5J5HM11O

川沿いの教会から再開。
速攻ルーラで竜神族の里へ。
「なんやったかなぁ」
後ろにいるグルーノに話を聞いている。
『里が荒れ果てている理由を他の長老達から聞くのじゃ』と言われる。
「こいつは案内する人なんやろ? なんで驚いとんや?」
「さぁ、不思議やねぇ」
適当(ホントに適当だった)に探索したあと、
長老達が会議している建物の前へ。
「どうせここなんやろ、はよ行こうや」

グルーノと長老達が話すのを聞く。
自分で操作可能になってから、また長老達に話を聞いて回る。
アーサーの事を知っている風のばあさんと話す。
「何で? この人知り合いか?」
「ちゃうやろ」
「いや、でも、こういう感じの村みたいなとこ、わし来たことあるよな?
その時の知り合いか?」
どこの記憶とごちゃまぜになってるんだろう。
ここに来るのは初めてだよ親父。

873 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:16:32 ID:5J5HM11O

グルーノの頼みを聞き入れ、竜神王を倒しに行く事になる。
その前にグルーノ宅で一晩休むことに。
グルーノ宅に入ると、男が『ウィニアがどうのこうの』という話をする。
「ウィニアって誰や? 前におったか?」
「知るか! さっきから、君いちいち訊きすぎや!」
「ええやんか」
画面の仲間達も『あのじいさんはどうもおかしい』みたいな話をしている。
親父もそれを聞いて頷いている。
「そうやで。変やで」
グルーノに話を聞きに行ってみることに。
すぐそばにあった宝箱を調べるが、厳重なカギがかかっている。
「あかんのか。思わせぶりやなぁ」
1階に居たグルーノを問いただしてみるが、『今は待ってくれ』との言葉。
仕方ないので2階に戻り、休むことにする。

体力も満タン、天の祭壇へゴー。
入り口でトーポが追いかけてきた。
「何でネズミがまた出てくるんや? おらんかったんか?」
トーポの正体については、何かを疑う様子すらない。

進みながら強い武器についての話(だったと思う)をしていたら、
俺も親父も思い出した。
前回、竜神の道を通っている途中で『チーン!』と鳴っていたのだ。
「釜が出来てたんちゃうんか」と俺。
「そうや、出来とったな! 武器やったやろ、アレ!」
親父は釜コマンドを試すが、馬車がいないので使えない。
「戻るわ、まだ来たばっかりやからええやろ」

875 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:19:28 ID:5J5HM11O

リレミトで脱出、釜の中身を取り出す。
はぐれメタルの剣が完成した。アーサーに装備。
「光っとるな! よっしゃ、次また何か作って!」
俺にコントローラー渡してくる。そういう労働は俺任せなのね。
「作れって言われてもやな、何が作りたいねん」
HPとMPを回復する武器とか防具や!」
そういう付加価値が大好きなんだな。
でもMP回復はククールもゼシカも持ってるじゃないか。
「何でもええから作れ、はよはよ!」
「うるさい! 今リスト見とんや!」
さっきあぶないビスチェを天の祭壇で入手していたので、
しんぴのビスチェを作ってやることにした。
グルーノの家でレシピも読んだし。
と思ったらひかりのドレス持ってなかった。
ひかりのドレス(ビスチェ作るための材料となる)のレシピを釜に放り込み、
再び天の祭壇へゴー。

しのびばしりで出現率を下げひたすら進んで行く。
オーラー達がグレートジンガーに合体するのを見る。
「なんとまぁ、すごいな!」
合体シーンを見たのはこれが初めて。喜んでいるようだ。
ヘルガーディアン戦では、ドロップではめつの盾を入手。
親父はまったく気にしてないようだが、何気にレアじゃないか。
宝箱からドクロのかぶとも入手した。
「どうせこういうのは呪われてるんやろ、いらんやんか」
「呪いは解けるねんで。貴重品やぞ、それ」
「釜やろ。めんどくさいんや」
親父が自分でまともに作ったのは盗賊のカギだけだもんなぁ……orz
透明の階段を見つけるのに手間取ったが、
どうにか祭壇奥の扉前に到着。

876 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:21:27 ID:5J5HM11O

「回復を……」
しかしアーサーは扉を開けるモーションに入る。
「あぁっ! 止まれアホ!」
扉の前でメニュー開こうとして○ボタン押したんだな。
親父は焦っていたが、扉を開けてもまだボス戦ではなかった。
「あぁ良かった……。びびったがな。勝手に開けよるんやもん、ふふふ……」
必要以上に慌てた自分に照れているようだ。
改めてHP満タンにし、いざ竜神王の元へ。
「やったるか!」

VS竜神王戦。
バイキルトがけのアーサーとヤンガスで叩きまくる。
約350のダメージだ。親父は嬉しそう。
「よう効くなぁ。実にええぞ」
親父はダメージが1000越えすることを知らない。
しゃくねつの炎のあとにはフバーハで対策。
ククールはベホマラー係。
ゼシカは後半イオナズンで攻撃に回った。
痛恨の一撃で何度かキャラが死んだが、
ピンチらしいピンチはそれくらいだった。
着実に300越えのダメージを与え続け、勝利する。

878 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:24:12 ID:5J5HM11O

竜神王は人の姿に戻り、正気も取り戻す。
トーポの正体が判明。
親父は素でびっくりしたようだ。
「こいつがそうやったんかぁ! お前これすぐ分かったか?」
親父は何かっつうと、俺のプレイ時の反応を聞きたがる。
アーサーの出生の詳しい話は家ですることになり、竜神王に送ってもらう。

グルーノの紙芝居を見る。
「なぁ、これは、あのバカ王子と親戚ってことになるんやろ。なんとまぁ……」
確かに、それについてはがっかりだな。
全ての話が終わったあと、親父は一言。
「しかし、なんでそういう大事なことが、
クリアした後でないと分からへんようにしたんやろ。
普通にやっとって分かるようにしたらええのに」
俺はちょっとびっくりした。
すごくまともな意見だ。俺もそう思ったな、確かに。

「よし、ちょっと、お前話聞いて。みかん食べるから」
里の住人達の話を聞いて回れということらしい。
俺は話を聞いて回ってやった。
タンバリンのレシピも入手した。
「これは実はすごいアイテムやねんで」と言ってやる。
「じゃあそれお前が作れ!」
直球だよ親父。俺もそう言われるのは分かってたのに、
何でわざわざヒント言ったんだろうorz

879 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:26:02 ID:5J5HM11O

あらかた話も聞き終わり、
いよいよ竜の試練を受けに行くことにする。
一度行く振りをして、グルーノがトーポに戻るシーンを見る。
グルーノ宅に戻り、休んで回復してから、天の祭壇へ。
「そこまで行ってくれ」
俺はザコ戦はAIで進行。
「お前とわしの戦い方は全然ちゃうなぁ」
「ザコ戦で指示戦闘なんか、たるくてやっとれんで」
「そうか? わしの方が確実で安全やで」
そりゃそうだろう。毎回がボス戦だよ。
竜神王の元へ到着、親父とチェンジ。

VS竜神王(人間姿)戦
最初のターン、アーサーの行動を選んだ時点で戦闘開始してしまう。
俺が『ガンガン行こうぜ』で戦ってたせいだ。
「あぁぁ!? お前、なんちゅうことをするんや!!」
「そういえば、作戦変えてへんかったな」
「ダボが、何で前もって変えとかへんのや!
わしの1ターン目が台無しやないか!
最初はバイキルトとかルーンスタッフとかせなあかんのや!」
1ターンくらいどうってことないやろうが!」
「これで負けたらお前のせいやからな!」
プチ険悪なムードになった。そんなに怒るなよ親父。
ぶつぶつ言いながら親父は戦力強化。
アーサーが呪いで行動不能なので、三人で応戦する。
特に問題なく勝利した。
「ホラな、勝てたやんか」
「うるさい」

880 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:27:58 ID:5J5HM11O

VS真紅の巨竜戦。
「連続かいな!」
序盤はアーサーヤンガスで順調に叩くが、
途中から段々と戦況が悪化する。
ジゴフラッシュのマヌーサ効果が厳しい。
通常攻撃を諦め、ヤンガスの『大まじん斬り』で突っかかるが、ミスばかり。
「お前が作戦変えとかへんかったから、こんなことになったんや……」
関係ねぇ! 何を恨めしそうに言ってるんだよ親父!
打撃が無理ならゼシカの魔法で攻撃したいところだが、余裕がない。
痛恨の一撃でしょっちゅうキャラが死ぬので、
その度にフバーハやバイキルトをかけ直す。
全員生きている時でも念のためハッスルダンスを選択。
ゼシカが踊るのを見ながら、親父がしみじみと言った。
「しかしあれやなぁ。このハッスルダンスは、
実に、戦いの場にそぐわんなぁ」
「何をいまさら。ラプソーン戦で使いまくってたやんか」
「そうやけどな。これあれちゃうか。
空手のハッスルする奴おるやろ。作ってる人がそれを真似したんちゃうんか」
「ハッスルダンスは6の時からあるぞ」
「なんや、そうか」
マヌーサ状態はきつかったが、死ぬと解除されるのが幸いした。
痛恨の一撃は確かに痛いが、マヌーサが解けるならそっちの方がましだ。
ザオリクで復活させれば、ミスることなく叩くことが出来る。
死ぬ→復活のループを繰り返しながら、どうにか勝利した。
「しんどいなぁ。ひと苦労やぞホンマに」

881 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:29:39 ID:5J5HM11O

竜神王に願い事を叶えてもらう。
俺がざっと内容を説明する。親父は釜の強化を選んだ。
「これで強い武器をすぐに作れるようになるんやろ!」
里に送ってもらう。
親父がにやりとしながら俺を見る。
「さぁ、作れ!」
またかよ……。

とりあえず、しんぴのビスチェを作る。
続いて、さっき入手した破滅の盾でメタルキングの盾を作った。
ふしぎなタンバリンを作ろうと思ったが、
怒りのタトゥーがなかったのでサザンビークで購入。
その場で太陽の冠をつくり、続けてタンバリンに錬金。
「全員のテンションが上がるからな」と俺。
「それがそんなに便利なんかいな」
いまいち有効性が分かってないようだ。これ以上は説明すまい。
親父とチェンジ。
親父はタンバリンをゼシカに渡している。
「この子は踊ってタンバリンを叩く係にするんや」だって。

883 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/02 00:31:21 ID:5J5HM11O

サザンビークで宿に泊まる。
「なぁ、エンディングが変わるんやろ。
それはもう今行っても変わっとるんか?」
そうだと答える。
「そうか。あれは、竜と戦う度にエンディングが変わるんか?」
そんなわけないだろー。違うよと説明。
「あー、でもまた次にするわ。今日はここまでやな」

そのままサザンビークでセーブ、本日は終了。

ここまでの戦績。
ア Lv.55 剣.100 槍.48  勇.100
ヤ Lv.56 斧.100 格.54  人.100
ク Lv.54 剣.100 杖.100 カ.56
ゼ Lv.53 ム.47  杖.100 色.100

時間 85:02
走破 244.2キロ
戦闘回数 1239回
倒した匹数 4347匹
逃走 36回
全滅 5回
トロデ「立ってるものは親でも使えと先代トロデ王語録に書いてある。
テンションをもっと利用せんか!」(前回と変わらず)

917 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:20:06 ID:JTqlkCP3

サザンビーク城から再開。
俺が居間に着くと、
親父はクラビウス王に話を聞いているところだった。
何しに行ったのかと訊くと、
「リングもろたから、話が変わるんちゃうんかと思たんや」
変わるのはエンディングだよ親父。
その件とは別に、『大臣がいなくなった』という話を聞いたらしい。
「大臣の家はどこや」
「街の方や。階段上がったとこな」
親父はそこへ走って行く。

屋敷の中では音楽も消え、不気味な雰囲気だ。
「大臣はどこやー! って、おらへんのやったな!」
2階に上がり、部屋を調べる。
「何もないぞ。どこ行ったんやろ」
「夜に来てみたら?」 言っちゃった。

宿で休み、再び大臣の家へ。
1階を調べたあと、2階に上がる。親父は鏡に気付かない。
「何もないやんか」
テラスにも出て確認するが、成果なし。
「おかしいなぁ」
ぐるっとカメラを回している。
「アレ光ってないか?」
鏡を調べると、ダンジョンにワープ。
「来たぞ! 一発で見つけたぞ」

918 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:21:34 ID:JTqlkCP3

「こんなんあるやなんて、わし全然終わってへんがな」
親父的にはほとんどやり尽くしたと思っていたところで、
サブイベントに出会ったのが嬉しかったようだ。
しのびばしりで進む。
すんなり奥に辿り着き、トロルと話す。
親父はストレートに退治する選択肢を選んだ。容赦なしだ。
大臣を助け、種を何個かもらう。
その場で前から持っていた種もまとめて全部使った。
リレミトで脱出。

宿に泊まり、親父はまたクラビウス王に会いに行く。
礼を言われ、この借りはいつかの機会に返そうとも言われる。
「今返してほしいわ」だって。
「これでここは終わり?」
そうだと答える。
「じゃあ、変わっとるっていうエンディングを見よかな」
そう言うので、一応セーブさせる。
レティスに会いに行き、神鳥の杖をもらう。

2度目のVS暗黒神ラプソーン戦(祈る編)
1ターン目、親父はいつもの調子で始めてしまう。
当然、攻撃は闇の結界で消されてしまう。
「あぁっ! 杖やった! ちくしょう」
2ターン目から仕切りなおして『祈る』開始。
余裕だ。数ターン連続で祈れている。
「長いなぁ。まだか」
「合計7回やからな」
「そんなにか!」
「そらそうや。七人の賢者やねんから」
「あぁ、なるほど」
無事に7回祈りきり、闇の結界を打ち消した。

920 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:23:21 ID:JTqlkCP3

2度目のVS暗黒神ラプソーン戦。
一度勝っている相手だけに、余裕綽々。
攻撃、回復、共に順調だ。
「はよ死なへんかなぁ」
さっさと片付けたくて仕方ない様子だ。
序盤、ゼシカがハッスルダンスを使った時、
親父はゼシカの衣装が変わっていることにやっと気付く。
「あぁ? なんやこの子すごい格好になってもたな!」
「この前しんぴのビスチェつけたからな。
ゼシカだけは、サービスで色々と格好が変わるんや」
「へぇー。すごい格好やなぁ、まったく」
バトル中盤、とうとう親父はタンバリンに手を出した。
俺が進言したわけではなく、
たまたまゼシカが何もする事のないターンが回ってきたのだ。
ルーンスタッフを使う時に、チラチラ目に入ってたせいもあると思われる。
「これは何やったっけ」
「全員のテンションを上げるやつや。説明書いてるやろ」
「うーん、いっぺん使ってみたろか」
ターン開始直後、ゼシカがタンバリンを叩く。
アーサーとヤンガスの攻撃が700越えのダメージ。
「うわっ、すごいな!!」
いたく感激しているようだ。
以降、余裕のあるターンはゼシカはタンバリンを叩く。
「ええなぁ、これはええわぁ」
タンバリンにご満悦だ。
連戦を通して一度もキャラが死ぬことなく、貫禄の勝利。
「さぁー、どういう風に変わっとるんやろか」

921 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:24:37 ID:JTqlkCP3

エンディング。
一度見た場面には興味がないのか、
親父はすごいスピードで会話を進めて行く。
ろくに読んでない、絶対。
レティスのシーンですら早送り。
もっと感慨を持ってくれよ親父……orz

宴が始まり、一旦コントローラーを置く。
「全然変わってないやんか。一緒やんか」
「少し変わるだけや」
「えぇ? そうなん? なんや……」

数ヵ月後に場面は移り、
ミーティアを部屋まで迎えに行くことに。
また親父は迷う。
「どうでもよさげな部屋におったんや、確か」
ミーティアを見つけ、一緒に大聖堂へ。
「なぁー、いつ変わるねん」
「黙って待て! そのうち変わるわ!」

大聖堂でバカ王子とまた対面、宿屋のシーンに移る。
ククールが怒っている。
あの指輪をクラビウス王に見せに行けよと言われる。
「ここか! こっから変わるんやな!」
法皇の館で、クラビウス王を探す。
親父はテラスに出られることが分からず、しばらくさまよった。
「分かりにくいねん。普通こんなとこ出られるって分からへんで」
クラビウス王にアルゴンリングを見せるが、
王の反応は冷たいものだった。
「あかんの? ここはこれで終わり?」
もう一度話を聞くが、反応は変わらず。
親父は館を出る。

922 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:26:16 ID:JTqlkCP3

翌日。宿を出て、ククール達と話す。
「上にはヤンガスがおったな、確か」
大階段を登り、ヤンガスに連れられて人波の一番前へ。
ヤンガスの台詞に、親父はニヤニヤしている。
扉前の見張りの元へ走って行く。
「さぁー、ムリヤリ乗り込むで!」

大聖堂の中に入る。
チャゴスの命令で捕らえられそうになる。
が、クラビウス王がそれを止める。
『アーサーよ。お前を花婿と認める』
その台詞に親父は爆笑。
「えらいいきなりやな! そう来るんか!」
チャゴスは王に怒られ、花嫁が入場。

場面は大聖堂の外へ。
観衆達の前に現れたアーサーとミーティアに、
みんなが拍手を送る。
二人はトロデの操る馬車で出発。
ヤンガス達がそれを遠くから見送る。
そしてスタッフロールへ。

「これでアーサーは、確実に王様になるっちゅうこっちゃな!
わしのシナリオとピッタリやないか!」

『THE END』の文字が出て、『2004SQUAREENIX』とかの文字が出る。
「えーと、長押しやったな」
「終了?」
「そや。ちゃうエンディングも見たしな!」
そのまま電源を切り、終了。

924 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:29:22 ID:JTqlkCP3

戦績。

ア Lv.55 剣.100 槍.48  勇.100
ヤ Lv.56 斧.100 格.54  人.100
ク Lv.54 剣.100 杖.100 カ.56
ゼ Lv.53 ム.47  杖.100 色.100

時間 85:37
走破 247.3キロ
戦闘回数 1245回
倒した匹数 4362匹
逃走 37回
全滅 5回
トロデ「立ってるものは親でも使えと先代トロデ王語録に書いてある。
テンションをもっと利用せんか!」(前回と変わらず)

926 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:31:59 ID:JTqlkCP3

遅れましたが、こんばんは。

電源切った後、この先まだ続ける気があるのかどうかを訊いたのですが、
「これで一段落や。しばらくはええわ」だそうで。
スカモンと巨竜戦が残ってますが、
俺としては、今回が区切りとして良い機会なのではないかと思います。

親父に総体的な感想を訊いたところ、
「あれせいこれせいと言われるのがあかんかったな。
でもストーリーは、よう出来た方や。
操作は動かしやすかったし、面白かったで」
とのことです。

932 :1 ◆nDxxJzAHv6 :05/01/03 02:43:24 ID:JTqlkCP3

後になりましたが、謝意を。
スレ当初からレスくれた方々、途中から入ってきてくれた方々、
まとめサイトを作ってくれた8氏、携帯サイト作ってくれた118氏、1スレ目の878氏、
とにかく色々と応援してくれた方々に、親父の分まで心から感謝します。

俺は普段はロム専で、
2chに書き込みをしまくる日常というものに経験がありませんでした。
軽い気持ちでスレ立てて、こんなにたくさんの人が支持してくれるなんて。
この日常はとても新鮮で、嬉しくて、楽しいものでした。
もちろん、親父のプレイを見守ることも含めて。
みんな本当にありがとう。むちゃくちゃ感謝してます。

THE END


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