五十路のドラクエ8

1 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/12/06 05:53:45 ID:/RBWl5V4

親父が今日から始めた。 
旧作はSFCのXで止まった人だ。

初めて触るPS2のコントローラーを見て、
「ボタンが一杯ありすぎや」と言った。

4 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/12/06 05:58:46 ID:/RBWl5V4

主人公の名前入力が上手く出来ない。
変なとこで×ボタン押したせいか、アーサーが「アサー」になった。
やり直した。横で見てて歯がゆい事この上なし。

6 :1 :04/12/06 06:08:29 ID:/RBWl5V4

オープニングで、ヤンガス、トロデと話すところ。
動かし方を一通り説明してあげた。
スティック動かしてキャラを動かせることに感動している。
行き止まりに突っ込んで行って、
「戻られへん!」と困っている。
手前に倒すんだよスティックを!

樽の壊し方を教える。
樽を持ったまま静止している。
もう一回ボタン押して投げるんだよ!

8 :1 :04/12/06 06:34:33 ID:/RBWl5V4

スライム三匹との初戦闘。
戦闘システムについては、旧作とさほど変わらないので
すんなりと入っていけそうな予感。
「戦っとる。漫画みたいやな。すごい立体的や、進化しとるんやなぁ」としみじみ。
続いてこう言った。

「で、街はいつ破壊されるんや? 鳥はいつ出てくるんや?」

WとVの思い出がごっちゃになってるよ親父。
鳥に狙いをつける勘は良いが。ラーミアは親父にとっても思い出の鳥らしい。
にしても何でいきなり破壊なんだと訊くと、
「主人公の街は破壊されるもんなんや」だと。妙に納得してしまう。
しかし親父よ、あなたはまだ最初の街にも着いてはいない。

 

32 :1 :04/12/06 14:03:32 ID:/RBWl5V4

うわ、寝て起きたらレスが付いててびっくり。ありがとう。

トラペッタに到着。
親父のコントローラーの握り方が変だ。
L、Rボタンに人差し指をかけるっていうのに慣れないらしい。
主人公をグリグリ動かすんじゃなくって、
カメラを左右に動かして周りを見てから、どっちに進むか決めるんだよ親父。
「こういうのは左周りに壁伝いでいけば迷わへんのや!」
そう言ったあと、アーチの支柱を延々回っている。

初めて入った建物は宿屋。
ソッコー階段上がって、あたり構わず調べ出した。
ツボやタンスなど、調べられる物の種類を教える。
いちいちメッセージを声に出して読んでいる。
「やくそうを手に入れた、ふくろの中に入れた。よし」
井戸では皮の盾を入手。
「皮の盾。どうやって使うんや皮の盾を!」
何故かいきなりキレられる。
「ふくろを選んで、アーサーに渡して、装備するんだよ。
ホラ、ここのところ、守備力が上がるって表示が出てるやろ?」

優しく諭すと、親父納得。

33 :1 :04/12/06 14:50:18 ID:/RBWl5V4

酒場でルイネロと話し、街に魔物が出たとの知らせが入る。
やたら嬉しそうに、
「魔物はどこやー!」と酒場を出て行く。
燃えている親父を見て「それはトロデだよ」と思ったが黙っといた。
諸々のイベントの後、水晶玉を取りに行くことになる。

親父にしてみれば、
イベントシーンで勝手に仲間キャラが動いて喋りまくるのがびっくりらしい。
あと、次の目的地がイベントシーンによって
はっきり提示されることも新鮮だったようだ。

「だいぶ簡単になっとるんやな。
昔はもっと放り出されとった気がするのに」

FC時代のことを思えばそうなんだろうな。
同じDQ8の世界でも、
俺と親父の見る世界は全く違ってるんだろうな、と思う。

滝の洞窟に乗り込むべく、まずは武器を買うために金を貯める。
ちょっと高いが、ブーメランを勧めた。目標420G。
慣れるためにも、最初に戦闘回数をこなしといた方がいいだろう。
街の周りで戦うが、いきなりバブルスライムに毒をくらう。
どくけし草もなく、HP4で生き残る。
死なれるとめんどくさいので、俺が代わって一直線で街に戻る。体力ギリギリだ。
ここで親父が焼酎飲み始める・・・。
ただでさえ3D酔いするゲームで、酒にも酔いますか親父。
「なんか風邪がふっとんだな。頭痛かったんやけど」
これは没頭している証拠か?

35 :1 :04/12/06 14:58:11 ID:/RBWl5V4

順調に戦闘をこなし、ホイミを覚えた後、
洞窟の1階でさらにレベルアップを計る。
「ちゃんとたいまつ持っとるがな。滝も流れとるぞ。
立体的やなぁ。おぉ、端っこに行っても落ちひんな、ふふふ」


親父は「やくそう」が大好きだ。ホイミがあるのに「やくそう」を使う
「くちぶえ」が便利だととっても感心している。
スキルの割り振りは、どれを重点的に上げるか教えてあげた。

レベルは7にもなり、金も貯まっているのに洞窟でくちぶえを吹きまくる。
「まだ体力残っとるから戦うんや! 強いぞ、ふふふ、イチコロや」
これが成長の喜びというやつか・・・

キメラのつばさで街に戻る。
「おぉっ! ギューンって飛んだぞ。えらいカッコええがな!」
ルーラでこんなに感動している人を見たのは初めてだった。

39 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/06 16:33:56 ID:/RBWl5V4

トリップつけてみた。

トイレ行くから武器買っといてくれと頼まれたが、断る。
自分で戦って貯めた金で、武器を買うのが醍醐味だろ親父。
晴れてブーメラン購入!
「ヤンガスの、ひのきの、ひのきのこんぼうも買うんや!」
「買わなくていいよ、もう充分強いって」
そもそも「ひのきのこんぼう」なんて武器はない。

いざ滝の洞窟へ出発。
初ブーメラン攻撃では、スライム三匹を瞬殺。

「あっという間や!」
親父はニヤニヤしている。今の親父に敵は無い。
街道を走るのはもう馴れたようだ。
毎回ひつじに話しかける。
「メェー、かい。メェー。まさしく羊やなぁ」

本格的に洞窟探索。闇雲に突き進む。
親父は、カメラを順に左、右と見ることが出来ない。
カメラを見る時は、常に一周グルーっと回す。
ギャラリーはマジで3D酔いだ。
そんなことだから、来た道がどっちか分からなくなる。
「こっちはまだ行ってない道や!」
「違う! そこから来たんやろ君は!」
こまめに地図を見ろ、と俺はもう10回は言った。

40 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/06 16:44:11 ID:/RBWl5V4

大きづちをスルーして、ザバン戦へ。
親父の戦闘はいつも一生懸命。
ピンチになると、コマンド名を呟きながら操作する。
「じゅもん、ホイミ、誰に、ヤンガス、よし行け!」

ザバンを無事にやっつけ、水晶玉を手に入れる。
リレミトで洞窟を出たあと、
「よし、リレミトで街に戻るんや」と言う。それは無理だ。
キメラのつばさを使う。エフェクトがたいそうお気に入りだ。

街に入ると、親父は迷うことなく一直線にルイネロの家に走って行った!
俺はびっくりして、
「やれば出来るやないか!」と言うと、
「バカにするな!」と怒られた。

水晶玉を渡し、ドルマゲスの行方を聞いたところで本日は終了。
夜11時すぎからやりはじめて、午前2時半になっていた。
終える段階になって気付いたのだが、教会入るの初めてだったw
セーブの仕方は昔と一緒でよかったな親父。

「今回のドラクエはよく出来とるなぁ。動かしやすいし、面白いぞ」とのこと。
これは続けていけそうかも?
是非とも親父には、レティスに乗った時の感動を味わってほしい・・・。
親父とこんなに喋ったのは久しぶりだよ。

57 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/06 21:34:33 ID:pGLfkJtk

>>52
俺は25歳です。

親父たった今帰宅した。
第一声が・・・

○○(俺の名前)、ドラクエ持ってきて」

親父ハマッテル状態キタ━━━━ヽ( ゜Θ゜)ノ━━━━!!!!
居間で付き合ってくるよ!

70 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/07 04:24:58 ID:YI3KJ97G

トラペッタから再開。
ほとんど教えてなかった「なかま」コマンドを説明する。
「色々喋る事が変わるから、聞くと楽しいしヒントになるで」
いまいちピンと来てない様子。ムリヤリ実践させると、
ヤンガスが「ドルマゲスはリーザスの方に行った」と喋る。
走り出した親父は、なぜかルイネロの家へ。
ヤンガスの台詞読んでないのかよ! 聞いてやれよ!orz
街をぐるぐる回りながら
「どこ行ったらええねん」と言い出した。
ヒントを出してやると、
「あぁ、関所にある村かぁ」だそうで。
微妙に違うが、まぁいい。

リーザスに向けて出発。
壊された関所を通り過ぎる。
「なんやこれは」と驚いているので、ドルマゲスの仕業だよとフォローする。
「そういえば誰かがそんなこと言うてた気もするなぁ」だと。
もしかしてストーリー分かってない? 大丈夫かよう。

関所を越えると、リリパットと初遭遇。
「矢がバシューッ、やな! すごい早さやな!」
かぶとこぞうに毎回先手をとられるのが気に入らないらしく、
「わしらは遅いんか・・・」とぼやいている。
しばらく走り、遠くの塔を見て感激する。
「風車か、あれは!」
俺の初プレイ時と同じ感想だよ親父。
親父にはもう塔しか見えてないのか、村を素通りしそうになる。
俺は思わず
「左の方見て」と教えてしまって反省。
訊かれたらヒントを出す、くらいのスタンスで見守らないといかんよな。
発見の喜びがなくなってしまう。

71 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/07 04:31:55 ID:YI3KJ97G

リーザス村に到着。
ポルク達とのシーンを終えて、探索開始。
トラペッタでは防具を買わなかったので、ここで購入。
守備力のたくさん上がる物から順番に買っていく親父。偉い。

親父的にはポルクが気になるようで、
「あの子供はどこ行ったんや」と探し回るが、夜になったので宿屋へ。
トロデがカンカン叩いてるのを見て呟く。

「あれは剣を作っとるんやな。強い剣はいつ手に入るんやろか…」

朝になり、ゼシカの家へ。
「広いなぁ、どこ入ったか分からんようになるわ」
旅人をうらやましがるメイドを見て、
「この子は仲間になる気がする」と言う。俺は黙っていた。
2階に上がりポルクを発見するが、大した話は聞けずでがっかりしている。
別の部屋に行き、トーポにキャラチェンジすることに成功。

「ネズミはどこや、ネズミはどこや」と繰り返す。
ネズミじゃなくて、手紙だよ親父。意味ありげに机が映っただろ!
何とか机に登り、ネズミに何度も話しかける。チューしか言わないよ親父。
どうにか手紙を手に入れたのはいいものの、ポルクと話さず一人で家を出ていってしまう。
「さぁ、塔に行くぞ!」 親父は自信満々だ。

当然ながら、塔の扉は開かない。

「これはどっかからよじ登るんやな。わしはそう見た」
塔の扉は村人でないと開けられないという話、聞いたはずだが……。
右の方に周りこもうとしたところで、じんめんがえるにボコられるw
ヤンガスが死んだ。あえなく探索中止、村に戻る。
「初死にやな」と俺がニヤニヤしながら言うと、
「アーサーは生きとるからええんや! 問題なしや!」と猛烈な抗議が。
ここで親父が一旦中断して、飯と風呂。
「オノを買いたい」と言うので、
親父中断の間に俺がザコ戦を繰り返し、買ってあげた。これくらいのヘルプはいいだろう。

72 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/07 04:39:55 ID:YI3KJ97G

「オノも買ったし、もっぺん塔に行くぞ!」
また一人で行くのかよ、と思っても口には出さない。
やっぱり扉は開かない。よじ登ることも出来ない。
「ははぁ、これは、一旦村に戻らなあかんのやな!」
大発見をしたような口ぶりで言った。
親父が正解に気付くと、俺まで妙に嬉しくなる。

今度はポルクを引き連れて塔へ。
扉が開くと、
「なんじゃそりゃー」と言った。
オノ資金集めでレベルも上がったので、ザコ戦は苦もない。

「強いね。カエルも余裕やな」と俺が言うと、ご満悦な様子。
「はぐれメタル出てこんのか」といきなり言い出す。
メタルスライムにすらまだ出会ってないだろうがー。

道中、地図をこまめに確認してから方向を決めている。いい調子だ。
途中で一度橋から落ちたものの、最上階まで自力で登った。
リーザス像に近付く前に、
「強い敵おるかも知れんからな」HP回復までしている。
昨日と比べるとすごい進歩だ。勘を取り戻したと言うべきか。

74 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/07 04:43:10 ID:YI3KJ97G

やっとこゼシカと遭遇。
魔法を打とうとするゼシカを見てこう言う。
「お、かめはめ波やな! ドラゴンボールやな!」
今日の俺が一番驚いた台詞。親父の口からこれとは。

サーベルトの話が始まると、長そうだと判断したのか煙草を吸いだす。
「回想やな、なるほどな、死んでもうたんやな」と頷いている。
ボス戦が無かったのが若干不満だったようだ。
「像の宝石取られへんのかなぁ」と調べまわっている。
諦めたらしく、
「ふう……」と息をついた。
どうするつもりかなーと思ってたら、『なかま』でヤンガスと話している。
初めて自分から『なかま』コマンド使ってくれたわ。
「村に戻るわけやな! そんで魔法使いが仲間になるんやな!」

屋敷を訪ねて一連の話を聞いた後、
外でポルクからゼシカの行方を聞く。
一回で覚えきれなかったのか、4回同じ話を聞いていた。
「港町ボルトリングやな」 ちょっと違う。
わざと言ってるわけじゃないと思うが、疑いたくなるようなボケ方だ。

一区切りついたってことで、本日は終了。
火曜は夜に約束があるので、プレイ出来そうにないとのこと。
今日も街1個ダンジョン1個クリアした親父、がんばった。

122 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/08 19:31:58 ID:+kOWGnSh

親父帰宅。
またしても第一声が、
「おい、ドラクエ」だよ!(嬉)

いってきます。

136 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/08 23:01:07 ID:+kOWGnSh

リーザスから再開。
「一日開いたからな。なんやったっけな」
ポルクに話を聞いている。
「ボトルリング」 また微妙に違う。

ポルトリンクに向け出発。

「えらい長いなぁ」
最初はそう感じるよな。
夜になる頃、街に到着。宿に泊まる。
朝になり探索開始。
俺が酔いそうだったので、L2ボタンを改めて説明する。
覚えたらしく、
「これ便利やな」と言ってくれた。
探索では、ちゃんと建物の裏側にまで回って確認している。
「えらいな」と俺が言うと、
「こういう場所に、宝箱があったりするんや!」と得意満面。
武器防具類は、特にめぼしいものはなく、スルーする。

お姉さんから野草を買っている。上やくそうだ。
「おぉ、当たりや」と俺が言うと、
「ん? やくそうやろ?」と。
「どうぐで見てみ」
効果を確認して、「ふむ」と頷いた。
「よし、もういっかい買おう」
結局5回買った。やくそうとどくけし草が増えた。

138 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/08 23:03:20 ID:+kOWGnSh

ゼシカと再会し、船で出発。
出航シーンで一言。
「ええ船やな」
いよいよオセアーノンと対決だ。
「ボス戦はなるべく自分で命令したほうがいいよ」と教える。
『とくぎ』の効果も分かってないようなので、
「ヤンガスのかぶと割りは結構いいと思う」と教える。
オセアーノンの守備が下がったのを見て、
「なるほど」と頷く。
しかし、オセアーノンの攻撃はなかなかに痛い。
アーサーが回復に回る一方だ。
「あかん、あかん」と呟いている。
火炎の息で、アーサーもヤンガスもHPが一桁に。
両者ホイミでターン開始するも、ヤンガスが死んでしまう。
かろうじて生き残ったアーサーも、
回復→攻撃される→回復 のハマリ状態
「ホイミじゃおいつかへん!」
俺は、(全滅かなぁ、1400G持ってて全滅はかわいそうやな)と思う。
息も絶え絶えのところに鬼のような火炎の息攻撃! 
全滅かと思いきや、
HP3で首の皮一枚生き残る。しかし大ピンチだ。
「あかん〜〜」
俺はふっと思い出して言った。
「上やくそうや!」
一気にアーサーのHPが回復!
ヤンガスが与えてくれたダメージが効いていたのか、
アーサーの攻撃3回目で、オセアーノンを撃破!!
「勝ったぞ! 倒したぞ!」
二人してむちゃくちゃ喜んだ。

ポルトリンクに戻る。
野草のお姉さんからまた草を買う。
「命の恩人やからな」
ほんとそうだ。

153 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/09 01:09:25 ID:AX+4pyfl

ゼシカを正式に仲間に加え、船に乗る。
親父はなぜかいつも彼女のことを「セシカ」と呼ぶ。
濁点見えてないのだろうか。
支障はないので特に訂正しないことにした。
船ではヤンガスの回想と、錬金釜の説明を受ける。
「釜の説明わかった?」と訊くと、
「いろいろ作るんやろ」とのこと。
やっていくうちに説明すればいいか。

船着き場に到着。
トロデ王の話をろくに読まずにすっとばしてしまったらしく、
「ヘロデ王は何て言うたんや! どっか行ってもたぞ!」と慌てている。
「先に外に出てるって言ったんやろ多分」
人名を覚える気はないようだ。
買い物は、いばらのムチと防具をいくつか買った。
「まだ剣は出てこんのか」と不満そう。
なんでそんなに剣にこだわるのか訊くと、
「アーサーの武器はエクスカリバーって決まっとるんや!」らしい。
気持ちは分かるが、ドラクエでエクスカリバーは出てこないだろう。

154 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/09 01:10:56 ID:AX+4pyfl

道具屋の宝箱が開けられないのを見て、
「鍵を手に入れなあかんねんな」と言う。
人々に話を聞いて回り、鉄のクギも入手した。

「これを釜に入れるんやろ!」
「鉄のクギだけではあかんねんで」と俺。
「ブロンズナイフや!」
あっさり当てられてしまうと何だか悔しい。
俺はカギの作り方が分からず、地図無しで旧修道院跡をプレイしたってのにorz
材料を釜に放り込む。
歩き回らないと出来上がらないからねと教えたら、
船着き場をひたすらグルグルしはじめた。すげぇ素直だ。
しばらくして、とうぞくのカギが完成。
宝箱も回収したし、次なる目的地は修道院だ。

修道院の建物は、親父的にかなりややこしいらしい。
サザンビーク城のややこしさを想像して、俺は心配になった。
「その扉はさっき行ったよ、この扉から出てきたんだよ」と何度か教える。
「こういう時、お前がおったら役に立つな」だって。
祈っている人達に話しかける。
「借金取りから逃げられますようにか、なむなむ・・・」
親父まで祈るように頭をがっくりさげている。
「そんな、身につまされないでくれ、ゲームなんやから」と俺。
「アホ! 身につまされるわホンマに!」 うわぁん。
マルチェロ登場シーンを見た後、ドニへゴー。

ドニではククールと初の対面。
彼が仲間になることは、多分分かってないだろうな。
武器屋の値段が高いことにぼやく。
1700なんか買われへん」

155 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/09 01:12:08 ID:AX+4pyfl

再び修道院へ。
騎士団宿舎を探索。一番最後に地下でマルチェロとククールの会話を聞く。
が、その後どうすればいいのか分からないらしい。
他の場所は一度話を聞いていた後だけに、もう一度訪ね回るのが億劫そうだ。
親父はフラグ立ての作業は苦手だ。
院長部屋に入れる回り道があるらしい、という話をさっき聞いたからか、
「その抜け道にいかなあかんのやけど、方向が分からへん」と困っている。
親父にしてみれば、どこか洞窟に行くためのヒントは、
名も無き村人から「南西に洞窟がありますよ」ともらうものなのだ。
「もういっぺん回ってみたらええやんか」となだめて、
無事にククールと会話することに成功する。

「あいつと話さなあかんかってんなー」と満足そうに外へ出た。

きちんとククールの話を聞いていたようで、
旧修道院跡へと続く道を進む。
途中、ロンリージョーにからまれる。
「姿が見えてるモンスターは普通よりちょっと強いよ」と教える。
「かまわん、倒したる!」 強気だ。

156 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/09 01:14:40 ID:AX+4pyfl

旧修道院跡に到着。
がいこつ4匹とハエ男2匹に遭遇する。
俺が
「結構敵が強いな」と言うと、「むぅ」と唸った。
地図を手に入れる。
「これで地図見れるで」
と俺が言ったら、
「地図ぅ?」とすっとぼけた声で言う。
「ダンジョンの地図やんか」
「ここダンジョンか!?」
……なんだと思ってたんだ?
「あかん、ダンジョンは時間かかる、また明日や」
そういう意味か。
リレミトで出る前に、もうひとつ傍にあった宝箱を開ける。
『なんと宝箱はひとくいばこだった!』
「ひとくいばこやとぉぉ!? またそんなやつがおるんか! まったくもう!」
こんだけ反応してもらえれば、ひとくいばこも本望だろう。

そんなわけで、ドニに戻って本日は終了。
今日のオセアーノン戦は思い出に残るバトルになった。

266 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/11 00:52:18 ID:w1Ktl3cd

今日の親父はスタート時から酒飲み始めてます。

ドニから再開。速攻ルーラで旧修道院跡へ。
ザコが結構硬い。なかなか倒せないのでいらついているご様子。
ゼシカがすぐにHPやばくなるのにも腹が立っているようだ。
「セシカがあかん」「ジェシカがあかん」「この子があかん」
一度くらい本名呼んでやれ。

メタルスライム一匹と初遭遇。
「おぉぉっ、よっしゃ倒したる!」
意気込みとは裏腹に、攻撃すらさせてもらえずに逃げられた。
がっくりうなだれている。俺は側でゲラゲラ笑っている。
しばらくして2度目の遭遇。またも一匹だけで出てきた。
親父は『さくせん』を変える。
『いのちだいじに』 ……何故?
「やさしくしてやらなあかんのや、こいつには」
さくせんの意味分かってねぇー!
親父いわく、こちらがガンガン行く『さくせん』で攻撃すると、
いっそうビビッて逃げるそうだ。
「絶対関係ないと思うわ」と言ったものの聞きやしない。
『まじん斬り』の効果だけは教えといた。結局逃げられたが。


……続き今書いてます。

271 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/11 01:33:24 ID:w1Ktl3cd

毒沼を渡る所に辿り着く。
地図を見て、
「この端っこからいけそうや」と。いいぞ。
途中まで渡るも、毒沼に落っこちてしまう。

「登られへん!」
落ちたところのベッドに向かってひたすら前進する。ザクッ、ザクッ、と音が鳴る。
「アホ、止まれ、動かすな」と俺。
「登られへんのや!」 前進やめず!
ザクザクザクザク……orz
「止まれってば! 止まれ!!」
俺が叫んだ時には敵が出現。当然、HPは黄表示に。
「なんやねんこれ……」
「だから止まれって言うたやろ……」
運悪く敵の数が多い。ハエ男4匹とミイラ男2匹。
さらにマホトーン状態になってしまい、回復寸前でヤンガスが死亡。
残った二人もヘロヘロだ。
「こいつらだけはヤンガス抜きで絶対に倒す!」
そういう意地ってあるよな。分かるよ親父。
どうにか撃破するも、
……武器を買いに戻る!」と一言。
かなりうちのめされたようだ。原因は毒沼なんだけどな。

ドニに戻る。
所持金でアーサーにロングスピアを買った。
まどうしの杖を買うべく要らない物を売り払ったのだが少し金額足りず。
修道院跡で少しだけお金稼ぎをして、無事に購入した。
杖スキルのおかげでMPが増えて喜んでいる。
ヤンガスの大かなづちはスルーということに。
さぁ、武器も買ったしリトライだ。

272 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/11 01:34:54 ID:w1Ktl3cd

また毒沼に落ちた。
今度は懲りたのか、冷静に引き返して渡った。ホッとした。
奥の扉を開けると、なげきの亡霊の姿が。
HP回復し、いざ対決。
実に無難に勝利した。ちゃんと『かぶと割り』使っててえらいぞ。

旧修道院跡を抜け、オディロ院長の住む建物へ。
本棚を調べるのがめんどくさそう。
「俺は本棚読むの大好きやけどなぁ」と言うと、
「実益がない」との答が。釜のレシピは大事だと教える。
2階に上がり、オディロ、マルチェロと話して牢の中へ。
ククールの助けで拷問室へ案内される。
アイアンメイデンを見て、

「わし昔ドイツ行った時、拷問博物館みたいなとこ行って、こういうの見たぞ」と。
酒が回ってきたらしく、
ククールの会話をストップしてドイツの思い出話をしはじめた。
「ドイツはいいから、先に進めろ!」
「まぁまぁ、まずはしょんべん行ってからな!」
そう言ってトイレに行ってしまった。なんだこの人……。

なんだかんだで外に出て、修道院に火の手が。
ルーラで戻り、院長の部屋へ。
ドルマゲスから院長を守ろうとするマルチェロを見て、
「おぉマルチェロ、ちゃんとかばっとるやないか!」と言う。
「院長はマルチェロの親がわりなんだよ」とフォローする。
確かこの話は聞いたはずだけど、覚えてないだろう。

「いよいよ道化師が出てきよったな」
うんうん。ここは結構燃えるよな。
オディロが殺され、ドルマゲスは月を背に去る。
「逃げられてまうんか……」 悔しそうだ。

273 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/11 01:38:15 ID:w1Ktl3cd

葬儀も終わり、マルチェロから世界地図をもらう。
修道院の出口で、ククールが正式に仲間に加入。
「こいつは道化師か?」 何を言っているのか分からない。酔ってるな。
「僧侶や。道化師はドルマゲスやろうが」
「でも道化師仲間になったことあったやろ」
「パノンか?」
「そうそう、それや」
こんなとこでパノンに仲間になられても困るだろう。
なんだろう、『昔のことはよく覚えている』、というやつか。
「勇者、戦士、僧侶、魔法使いやんか。これで揃ったんやで。
ククールは修道士やから、僧侶や」
「あぁ、そうか! じゃあ魔法使えるねんな、よし」 合点がいったようだ。

「次にどこ行けとか誰も言ってくれへんかったなぁ」
困っているようなので、修道院を出たところで世界地図の見方を教える。
「ここが修道院で、ここがドニや」
「右に道が続いとるねんな」 その通り。
ルーラでドニに行き、そこから街道を東へと進んで行く。
「ちょっと長そうやな、これは」
キラの実家が見えてくる。建物が見えてきて嬉しそうだ。
「城か? 城か?」 ちゃんと見てはいないようだ。どこが城だよ。
確かにこの先にあるのは城なんだが、言わない。
中で話を聞き、
「ア、ス、カンタ城」と呟く。
川沿いの教会では、ククールの回想を見た。
終わった後、
「長いな」と。それだけかよう。

274 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/11 01:40:36 ID:w1Ktl3cd

教会を後にし、城への道へ。
ククールがちゃんとホイミを使ってくれることに満足そうだ。
「ホイミホイミ、ホイミ係や」
しばらく進み、城が見えてきた。
牛をスルーしているので、『話しかけろ』と言おうか迷ったが、ほっといた。
羊に何度話しかけても鳴くだけだったから、
『どうでもいい』と思っちゃったんだろうか。
「よーし、もうすぐやな」

アスカンタ城に到着。
武器屋では、念願の剣が売っていたが金が足りない。
「また今度来るからな」と言い残して他を探索。
城内では当然迷う。
「だいぶ広そうやなぁ」
「そりゃ城なんやから、それなりにでかいわ」と俺。
結局1階と2階を回ったところで、
「あかん、目が疲れた、今日はここまでや、ビデオで忠臣蔵見る」だって。
テレビ見るんだったら一緒だろ、と言ったが、
ゲームとテレビでは集中力が全然違うらしい。そりゃまぁそうか。
俺が教会まで戻ってセーブして、本日は終了。
メンバー四人揃って良かったな親父。

324 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/12 14:52:59 ID:4nC24axL

親父、釣りに出かけていっちゃった。(´・ω・`)
「ドラクエしろよ!」と言いたくてウズウズしたが、我慢。
釣りは親父の唯一の趣味だから、しょうがないか・・・
なんか歯がゆい。

349 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 03:07:31 ID:PjxIIpf+

アスカンタ城から再開。
一昨日に街は探索していたものの、忘れてしまったらしく、
もう一度話を聞いて回っている。
ここまでどういうストーリーだったか、俺が手短にフォローする。
武器防具屋をまた覗いているが、金がなく、すべてスルーに。
教会で読んだ『アスカンタのおとぎ話』の本が気になるのか、
「夜にその丘に行くんや」と外に出て行ってしまう。
丘がどこにあるかも聞いてないだろうに。
「手っ取り早く夜にしたいんやったら宿屋やで」と俺。
親父は宿屋に行くが、間違えて朝まで宿泊。
「城行って話だけでも聞いてみたら」と促しちゃった。

城ではキラと会う。
夜に来いと言われて、
「結局夜かいな」と不満そう。
宿に行き、今度はちゃんと休憩を選ぶ。
悲嘆に暮れるパヴァン王と会い、キラに頼み事をされる。
キラの実家は前回訪れているのだが、まったく覚えてないようだ。
徒歩で行こうとしているので、ルーラが楽だと教える。
川沿いの教会に着くと、思い出したようだった。

351 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 03:12:24 ID:PjxIIpf+

キラの祖母に話を聞き、そのまま願いの丘の方向へ。
川沿いの土手では、プチアーノンと初遭遇。
全然関係ないが俺はプチアーノンが大好きなので、
容赦なく惨殺していく親父を見ながら(ごめんね)と思ってしまう。

同じく土手にて、メタルスライム3匹と遭遇。
「よっしゃーー!」と親父。
チクチクとダメージを与え、一匹を退治できた。
3ターン過ぎても逃げずに残ってくれたメタルスライムAに感謝。
親父はとても喜んでいる。

「お前、ここでメタルスライム倒したか?」
倒してないよと俺が答えると、「わしの勝ちやなぁ」だって。
何だよその勝ち誇った笑みは。なんか悔しい。

353 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 03:16:39 ID:PjxIIpf+

願いの丘に到着。
「くさった死体が強いんや」 あいつら割と硬いもんな。
丘の中腹までさしかかったところで、
サイコロンとの戦闘中に運悪くククールが死んでしまう。
ダイスの目が6の攻撃を喰らったせいだ。80くらい効いていた。
「このまま行く! 戻らへんぞ!」
俺はてっきり引き返すのかと思ってたので、意外だった。
親父の選択は正しかったようで、なんとか頂上まで辿りついた。
「来たけど何もあらへんぞ」
とぐるぐるしてたところで月影の窓のエフェクトが。
窓をくぐり、月の世界へ。
建物の中に入るまでの道で、
「落ちひんやろうな」と不安そう。
「ここで落ちたらえらいこっちゃなー」と棒読みの俺。
「いきなり落ちたりするから気を付けんとあかんねんぞ」とのこと。
リーザス塔の橋しかり、毒沼しかり、か。
イシュマウリと会い、パヴァン王の元へ。
シセルの思い出が甦るイベント中、親父は終始無言。
終わったあとも、イベントに関しては無言。
城の赤い垂れ幕が下がる頃、ちょうどそばに来たうちの飼い猫を抱きあげて、

「お〜、こっち来たんか、ん〜〜?」とあやし始める。
なんつうか、身の上話になってしまうんだが、
俺が12の時に母は亡くなってるんだ。
それ以来、親父は男手一つで俺と妹を育ててくれた。
そういう親父にとって、このイベントは結構くるものがあったんじゃないかと思う。
俺がいたせいで上手く反応出来なかったのかも知れない。すまん親父。

354 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 03:19:32 ID:PjxIIpf+

パヴァン王のもてなしを受け、城を後にする。
ヤンガスの言葉どおり、南のパルミドに向け出発。
親父は世界地図を開かない。
「南やろ。南にどんどん進んだらええに決まっとるんや!」
進行方向はバカ正直すぎるくらいに南を指している。
湖畔の宿とは反対側の森の方を通っているけど、まぁいいか。
しかし森を抜ける途中、キメラの炎でまたもククールが棺桶に変身。
「こいつなんやねん! ククレ弱すぎや!」
「ククレって誰やねん……」
「ククレカレーのククレや。覚えやすいやろ」
分かった、それでいいよ。もう何も言うまい。
「わしは戻らへんぞ! 行けるとこまで行くんや!」
やたら強気だ。親父って昔もこんなプレイスタイルだったっけ?
しばらく進み、街道に乗る。

(左に格闘場が見えてるんだけどなぁ)
と思いつつも放置。
親父も調べる気はなさそうだ。見えてないのかも。
どうにか3人でパルミドに到着。

情報屋を探すべく、パルミドの探索を開始する。

「ここは最初は迷うと思うけど、頑張ってな」
と俺。
親父の街の回り方は、だいぶ上手になってきた。
街の外観を歩くのはまだ苦手のようだが、
建物の中では、タンスも壺もほぼ見逃さずに調べている。
宿の二階の離れで占い師のお姉さんに占ってもらっている。
『探し物はここにはない』という結果に、
「ここにはないねんな、ふむぅ」と頷いた。
すごく素直に受け取っている。どう見てもインチキに見えるのだが。
武器防具関連は品揃えを見たものの、後ほどということでスルー。
物乞い通りの酒場に行き、
「この奥が闇商人の店なんやろ。でも行かれへんなぁ」と困っている。
あなたはいつも、少しだけ先走っていると思うよ親父殿

「まずは情報屋を探すんやなかったっけ?」と軌道修正してやる。

355 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 03:21:40 ID:PjxIIpf+

自力で情報屋を探し当て、トロデの居る酒場へと戻る。
馬姫さまがさらわれ、探し回ることに。
「また歩き回らなあかんのか……」
ひどく億劫そうなので、街の地図を開くように言った。
親父がこれまで探索したルートをなぞり、
「この左下の方はまだ一度も行ってないぞ」と教える。
「ほんまやな。ようしわかった! ちょっとだけ休憩や。
お前、その左下の辺の手前まで行ってくれ」
俺がコントローラーを握り、カジノの扉の手前まで走っていく。
「ふむ、入ってくれ、そこ」
画面が切り替わってから、「カジノやね」と俺。
「一回だけやってみてくれ」と言うので、
俺はコインを10枚だけ買って、スロットを2回やった。当然外れた。
「ちょっと貸してみ。もう一回や」
今度は親父がコインを20枚買った。この時点で所持金714まで減る。
さっきとは違う台に行き、4回のチャレンジ。敗退。
「もう一回やるわ」
35枚のコインを購入。所持金14G。
7回のチャレンジ、全てスッた。
「馬姫さまを探しとんのに、何をやっとんやわしは……」
分かっててやってたのね。
「お前のせいやぞ!」と言い出す。
「なんでやねん」
「お前がカジノなんかに入るから、わしが釣られてもうたんやないか!」
やってみてくれと言ったのは親父だろうがー。
その後自分で2回もコイン買っといて、今さら何を。
「すっからかんになってもうた……武器も防具もまだ買ってないのに」
肩を落とし、馬姫さまの捜索に戻る。

363 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 04:25:37 ID:PjxIIpf+

酔いどれキントを探し当て、1000Gを入手。
闇商人の店に入り、ゲルダ云々の話を聞き、街の外へ。
「今度は南西やな、よし!」
ひたすら進み、迷うことなくゲルダの家へ到着。
世界地図見なくても結構辿り着けるものなのね。
「よーし、女盗賊の家を漁るぞ。ツボを割るぞ」と言う。俺大ウケ。
ゲルダと話し、ビーナスの涙を取って来いと言われる。
話し終わった後、ゲルダの周りをぐるぐる回る
「めんどくさいこと言いよるから、嫌がらせや」だと。

ゲルダの家から北の洞窟へ直行。
地図を手に入れたところで、MPがほぼ尽きてしまう

「敵の攻撃が強い、無理やぞこれは」
船着き場以来、防具類はスルーし続けてたもんな。
「ここらで買い換えんかったら、あかんわ」
というわけで、しばらくザコ戦を繰り返す。
「お前がいっつも、先に武器買えとか言うから〜」とぼやいている。
この時点から、ヤンガスを先頭に変更。
ヤンガスは攻撃守備が高いからお気に入りのようだ。

「ククレはすぐ死ぬから役立たずや」だと。ひでぇ。
ひたすら戦って金を貯め、色々購入。
鉄のオノ、はがねの剣、レザーマント、おどりこの服、鉄兜2個。
親父ったら、ゼシカの衣装変わってるのにスルー。
まさか気付いてないとかじゃないだろうな……。

レベルも幾つか上がり、装備も整え、再度剣士像の洞窟へ。
「もう、ガンガン進んだるからな。地図なんか見たらへんねん」
宣言どおり、めくらめっぽうに進んでいく。おいおい。
それでいて、何故か正解ルートを選んでいるのでびっくりだ。
「地図も見んとでたらめで正解に進まれたら、
真面目な俺としてはがっくりやなぁ」

「そうか? そうか? ふふふ」 嬉しそうな顔しすぎ。

364 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/13 04:27:02 ID:PjxIIpf+

像を重石にして橋を倒すところに着く。とても悩んでいる。
ゲーム慣れしている人なら10秒と悩まない場面なんだろうな。俺もそうだったし。
色の違う床から猛ダッシュで橋に行こうとするが、それでは永遠に渡れない。
仕掛けに気付いた後も、像を上手く押せずに困っていた。
どうにか橋を渡り、『天をあおげ』の石版がある部屋に着いた。
R2ボタンを使って上を見ている。いいぞ。
「穴があいとるけど……」
2つの像を動かす事には気付いているものの、床が飛び上がる仕掛けには気付いてない。
像を押したり引いたりしながら首をひねる。
「お前、何をニヤニヤしとんねん」と不機嫌そう。別に俺はニヤついてない。
ひとしきり悩みきったようなので、音を上げる前にヒントを出してやった。
「この床やと飛び上がるやろ。他の床は無理や。この床の先には像がある。
そんで、穴はあそこに開いている」

分かったみたいだ。ヒントのつもりが、ほとんど正解言ってしまった。
無事に飛び上がり、宝箱はもうすぐだ。
左右の石版を調べている。ここ、回復してくれたのね。俺知らなかった……orz

宝箱を目の前にし、
「これは人喰い箱なんやろ!」と。鋭い。
VSトラップボックス戦に突入。
ピオリム、マジックバリア、スクルトで防御を固めつつ、ヤンガスとアーサーで攻撃。
親父は蒼天魔斬が大好きだ。
「オラー、これは効くでぇー」とノリノリ。
余裕の勝利を収め、ビーナスの涙を入手。

パルミドに戻り、本日は終了。時刻は午前1時半になっていた。
「わし今日はめっちゃ長い事やってたな。だいぶ進んだやろ」と嬉しそう。
ほんと、今日は頑張ったよ親父。

451 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/14 12:03:16 ID:xYp1w+Xb

ども。
昨日は親父ソッコー寝ちゃいました。

>>434
確かにそうですね。
今んとここんな感じです。

時間17:10 走破距離71.4キロ
戦闘回数 303回
倒した匹数 966匹
逃走 3  全滅 0
トロデ「テンションをもっと使え。ご利用は計画的に」

452 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/14 12:05:01 ID:xYp1w+Xb

レベル書き忘れた。

主.20 ヤ.20 ク.17 ゼ.18

454 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/14 12:31:36 ID:YSebOECp

昨日親父が帰宅した時、
『今日はプレイするかしないか』のことでちょっとだけ話をした。
で、
「今日は早めに寝るわ」ってことになったんだが、
俺の去り際に親父が一言。

「お前、夜暇なんやったら、カジノのコイン増やしといてくれんか」

親父の言い分。
今回金が貯まりにくいことは実感しているようで、
「これは、カジノをやれっていうことやと思うねん。
あと、わしは釜をまったく使ってないやろ。それで貧乏やねん」


暇だったらやっといてやる、と言ってその場は自室に戻った。
試しにビンゴやってみたら、3時間ほどで90枚が33000まで増えてしまった。

このデータで再開させるべきか否か……。
元データはとってあるんで、何ごともなかったように再開させてもいいんだが。
どうしようか悩み中です。

499 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 01:37:32 ID:DhskTUAk

親父帰宅。
コインが90枚から3万に増えたと告げる。
「すごいな! やるから持って来い!」

パルミドから再開。
先頭のヤンガスのグラフィックを見て、
「あれ? アーサーは……」
「この前ならびかたを変えたんやろ」
「そうか。忘れとった。アーサーどこ行ったんかと思たがな」
早速カジノに直行。
景品交換所で何を貰うか選んでいる。
「すごいなぁ。貰い放題やなぁ」
プラチナヘッド2個、ルーンスタッフ2個、
はやてのリング2個、パワーベルト2個。全て装備した。
まだコインは12000ほど余っている。
「なぁなぁ、この中でどれが一番高く売れるんや?」
そう訊いてきたので、教えてあげた。
訊かれなかったら黙ってようと思ってたんだが。
全コイン使い果たすのはさすがに嫌だったのか、
5000ほど残してあとはリングと交換。
次の武器防具屋が出てきたら売り払うということに。
「ごっつ強くなった気がするわ。これはええで〜」
まぁ、喜んでもらえて何よりだ。

ゲルダの家へビーナスの涙を届けに行く。
一度来た道のはずなのに、家への谷間を通り過ぎて海まで走っていく。
南西と言われればひたすら南西に突き進むことの弊害が出たようだ。
「ああもう、しゃあない、地図見たるか……」
地図見るの嫌いなんだな。なんでだろう。
やっとこ辿り着き、馬姫様を返してもらう。
「まったくひと苦労やなぁ」

500 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 01:40:09 ID:DhskTUAk

パルミドに戻り、情報屋に会いに行く。
情報屋の居場所は覚えていたようだ。船の場所を聞く。
俺は親父がポルトリンクすら忘れているんじゃないかと思ったんだが、
どうやら覚えていたようだ。速攻ルーラで飛んで行った。
「西やな。いよいよ船やけど、どうせまた色々あるんやろ。
アレして来い、コレして来いとか」
 さすが、分かってらっしゃる。
途中、爆弾岩と遭遇。
「こいつはなかなか死なへんのや」とめんどくさそう。
が、あっさり倒せてしまい拍子抜けしたようだ。
「昔のこいつは全然死なへんかったんやけどなぁ。
まぁ、わしが強いんやろう」
 そうだね。

道を辿り、荒野の山小屋に着く。

「この井戸入ったるねん」
キングスライムに王冠を抜いてくれと頼まれる。
「よっしゃヤンガス、抜け、引っこ抜けぃ!」
スライム達から船の話を聞く。
「わしはいつもええ所でええ話を聞くなぁ」
ヒントをくれる村人に話しかける確率が高いという意味のようだ。
ヒントくれなくたって、色々話しかけるのも楽しいのにな。
親父はストーリー進めたくて仕方ないみたいだ。
あまり関係ないが、親父の現在までのプレイ哲学には、
『ベッドで寝ている奴はろくな話をしない』
『ダンジョンにはあまり大した宝は無いので寄り道せず進め』
『あと一撃で倒せそうでも回復優先』
といったものがある。

501 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 01:41:50 ID:DhskTUAk

小屋の側では商人から話を聞き、彼方にある船を見る。
「分かりにくいなぁ。船に見えへんねんけど。
まぁええわ。いっちょ行ったろうやないか」

一晩の宿を取り、荒地へと出発。
荒地に着くと、親父は船を目指して一直線に進んでいく。
あっというまに到着だ。
「なんかこの船は空も飛ぶ気がするわ。きっと飛ぶぞ」
トロデーン城に向け進路を取る。
ゲルダの家が分からず迷ったのが懲りたのか、地図を見るようになった。
トンネルを潜り抜け、城を目指してガンガン進む。
教会はスルーだ。地図を見ては
「よし、あっとる」と頷く。
なんだかすんなり進みすぎだなぁ、と俺は思う。いいけど。

トロデーン城に到着。
イバラの扉を見て、
「これセシカが燃やすんやろ」と。
回想シーンが始まる。
「ここが一番最初の城なんやな」
このシーンは重要だと判断したのか、じっくり見ている。
「杖か……」
が、主人公が倒れていて起き上がる場面になって、
「こいつ誰や?」
「アーサーや! 一回見たぞこのシーンは」
「そうか。でもなんでアーサーは無事やねん? アーサーはここの王子か?」
「ちゃうよ。王子がなんで家臣やねん」
その次のシーンでトロデが、
『主人公だけ呪われなかったのは何故だろう』みたいな話をしたので、
「まだ分からへんっちゅうこっちゃな」と納得する。

502 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 01:43:34 ID:DhskTUAk

図書館に入るべく、探索開始。
「イバラ人間がおるな。
こいつらを元に戻してやらなあかんのとちゃうんか」
そうだな。いつかはそうしてやらないとな。でも今は無理だ。
城内に入り、まほうのカギを入手する。
隣の宝箱に入っていたテンペラーソードをククールに装備。
正直俺は鍵をスルーするしちゃうんじゃないかと思ってたのでホッとした。
城の地図もちゃんと見つけた。そういう嗅覚は鋭いのな。

城内の敵は強い。
いばらドラゴン、じごくのよろい、メタルハンターに苦しめられる。
「強化してから来たのに、なかなか敵が死なへん」
最後に宿に泊まったのは荒野の山小屋なので、ゼシカのMPも底を尽きている。
「これは一回戻らなあかへんかも……。回復がなくなったら帰るわ」
親父はなるべく寄り道せずに(元々しない派だが)、
地図を見て最短の階段or矢印の方向へと向かっていく。
ここまで来て戻るのはしゃくなのかも知れない。一気に制覇したいようだ。
封印の間の会話は聞いたものの、
玉座の大臣や、玉子焼き云々の会話はスルー。ちょっと残念。
はぐれメタルにも出会わなかった。

503 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 01:45:36 ID:DhskTUAk

図書館に到着。居並ぶ本棚を見て嘆く。
「これを一個ずつ調べなあかんのか!」
めんどくさそうに調べていく。レシピが山ほどだ。
一番最後に、正解の本棚を調べる。
トロデの台詞を見て、
「なるほど。荒地を海に戻す方法を探さなあかんのか」と。
続いて月影の窓が開く。
「なんや、またこれかぁ」 月の世界へ入る。
「やっぱり落ちひんな」
イシュマウリに話を聞き、どこかにある月影のハープを取って来いと言われる。
「今まで歩いた道全部ぅ? そんなんわしいちいち覚えてへんぞ……」
「何かしらイベントのあったとこや。がんばって思い出してみぃな」
「うーん……また次に考えるわ。今日はここまでや」

外に出て、ルーラで飛ぶ事に。
たまたまかも知れんが、親父は川沿いの教会を選んだ。なかなかいいチョイス。
船を手に入れるまでもうひと頑張りだ、親父。

ここまでの戦績。
レベル ア.21 ヤ.21 ク.19 ゼ.19
時間25:00ピッタシ(俺のカジノ時間プラスされてます)
走破80.4キロ
戦闘回数346回
倒した匹数 1114匹
逃走 3 全滅 0
トロデ「ここまではすべてにおいて無難にやっているようじゃ」

530 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/15 16:51:24 ID:DhskTUAk

>>529
そうなんですよね。>重要なもの
最初の頃に俺が、
「とうぞくのはなを使って、全て回収して行った方がいいぞ」って言ったんですよ。
そしたら
「まずは正解ルートを探すんや。
取り残しがあるんやったら、また後々来ればいいんや」
って。
俺がいちいち口出して回収させるわけにもいかないし、放置することにしました。

モリーは……。どうしましょうw
このまま行くと、最後まで存在すら気付きそうにないですもんね。
次にフィールドでスカモンに出会ったら、
「実はこいつらには秘密が」とか言ってみようかな。

まぁ、親父のやる気をそぐ横槍になっても困るし、
親父との会話の流れで放置か示唆か決めたいと思います。

562 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 02:43:03 ID:iOr+u0ge

川沿いの教会から再開。
月影のハープを探さなければならないことを仲間に聞く。
「そんなんゆうたって……これは難儀やぞ」
親父はぬるい笑みを浮かべながら俺を見る。
「なぁ、どこにあるねん?」
「知らん」と俺。
「知ってんねやろぉ」
「そんなん何もかも言うてもたら面白味の欠片もないがな!」
「むぅ。いけずや」
親父は何かを考えている様子。
「要するに、や。ルーラで街に順番に飛んで行って、
仲間に話をきいたらええんや。そうやろ? な?」
「好きにしたらええやんか。とにかく、俺は正解は言わんぞ」
親父は腹を決めたのか、ルーラでトラペッタへ。
街に入り、仲間に話を聞く。
ヤンガスが『街の人に聞いてみるでげす』みたいなことを言う。
「いちいち聞いてたら日が暮れてまうんやけど……」
そう言いつつも、村人に話を聞いて回る。
「あぁ、難儀や」
酒場等のある入り組んだ場所で迷っている。
ルイネロに気付くかなぁ、と思ってたら、たまたま中に入って行った。
探し物のありかを占ってもらう。
「やったで! 城か。城ってゆうたら、えーと……」
外に出て、ルーラでアスカンタへ飛んで行く。

563 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 02:47:11 ID:iOr+u0ge

城の前に降り立ち、親父は俺を見る。
「ここや! ここが正解やろ!」
「さぁ? どうかねぇ」 俺は内心悔しい。
「ここに決まっとる。わしは何て素晴らしいんや。一発的中や」
城に入り、パヴァン王に話しかける。
地下の宝物庫に行くが、中は荒らされていた。
「あかんやん。盗まれてるやん。あほくさ」
『危険だから奥の穴には行かないように』とパヴァン王は言い残して去る。
「そんなん言うたって、ここは行かなあかんのやろ」
親父はそのまま穴の奥へ入っていく。

穴に入ってすぐに地図を見ようとするが、ここは地図はない。
「わしは右伝いに行くことにするぞ」
(うわぁ、また正解かよ、つまらん)と俺は思ってしまう。勘が良すぎだ。
トンネルを出た後、俺は上記のように今思ったよと親父に言う。
「そうか。ふふふ。ふふふふふ」 (`Д´)ノ

トンネルを抜け、フィールドに出る。

「出てきたものの……どこ行ったらええか分からへんなぁ」
少しだけ適当に進んだ後、世界地図を開く。
「ここに洞窟があるぞ! ここやろ、ここや!」
北に向かう。途中、フィールドに宝箱があったのにスルー。
以前から思ってたことだが、
フィールドでは動かしているキャラしか基本的に見てないようだ。
すぐそこに格闘場があっても素通りだったもんな。
これが街の探索だと、親父自身が探索モードに切り替わり、
周りも気にするモードになる。多分そうだ。

565 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 02:51:47 ID:iOr+u0ge

北にある洞窟に到着。
ズンズン奥に進んでいく。
地図を手に入れ、ここが『モグラのアジト』であることを知る。
途中でいたずらもぐらに話を聞き、ボスを止めてくれと言われる。
「こいつが案外ボスやったりして」
何度も話しかけている。どうしてそういう思考になるのか、俺には謎だ。
何とかアジトの奥に辿り着き、ドン・モグーラと対面。
周りのモグラに話を聞いている。
「あーあー」 しょうがねぇな、みたいな言い様だ。
ドン・モグーラに話しかける。
「なんとまたこいつはでっかいモグラやなぁ。ちょんまげや」

VSドン・モグーラ戦。
親父はこいつがザコと見たのか、始めの2ターンAIに任せている。
「勝手にやらせて大丈夫なんかいな」と俺。
「あかんかな? 変えた方がええかな」
『めいれいさせろ』に変更。
俺はルーンスタッフの効果を説明してあげた。
親父はバイキルトを自分で選び、アーサーとヤンガスに。
「バイキルトも何ターンかしたら効果が切れるから、
注意して見とかなあかんで」
と説明する。
特に滞りもなく勝利する。味方に混乱が一度も効かなかった幸いしたか。

566 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 02:54:28 ID:iOr+u0ge

月影のハープを子分のモグラから受け取る。
「えらくちっちゃく見えるな」
宿で休み、トロデーン城へ。
「確かこっちの方にあったはずや」 図書室へ走って行く。
イシュマウリに会い、ハープを渡す。

「ここで見たら結構でかいハープやな」
『今こそ荒地の船を元に戻そう』みたいなことをイシュマウリが言う。
「また荒地行かなあかんのや」
が、次の場面で自動的に荒地の船へ。
「なんやもう着いとるがな!」
ハープと姫の力で、海の記憶が甦っていく。
親父は画面が切り替わるたびに、
「もう動かせるんか、まだか」と繰り返す。せっかちだ。

とうとう船を手に入れた。
トロデの話では、西の大陸を目指せとのこと。
(さぁー、どうするつもりかなー)と俺は思う。
俺は一応、
「分からんかった地図を見るこっちゃな」と、
取り説の地図のページを開いて渡す。
親父は取り説の地図を見ている。
「西の大陸やろ」
「当たり前やけど、上陸出来るとこと出来ひんとこがあるからな」と俺。
「よし、わしはまずここに行くぞ!」
親父が指差したのは、サザンビーク南東の砂浜。
俺の言葉から、ここなら上陸出来ると思ったんだろう。
しかしその北にある岩山は見えてないようだ。
ついでに言えば、『海辺の教会』の文字も見えてない。

569 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:02:01 ID:iOr+u0ge

親父はとりあえず西に方位を合わせ、前進していく。
(あぁ、メダル王女の城が左に見えているのに……) スルー!
また今度教えてあげようかな、と思う。
メダルスルーはさすがに可哀想だ。
メダル集める意味がなくなっちゃうもんな。
海では大王イカと遭遇。
「こいつは昔から強いんや」
わざわざ『めいれいさせろ』で戦っている。
AIがプチアーノンから先に倒すのが気に食わないようだ。
ゲームと関係ないんだが、
この時に飼い猫がカーペットに置いてあった日本酒入りコップを倒す。
「うわぁぁぁぁ! アホーーー!!」と俺と親父。
カーペットは酒まみれ、オマケに側に置いてた取説までも酒まみれ。
俺は取り説汚すの嫌い派なので、ひどくへこんだ。ヨレヨレだよ……。
PS2にかからなかったのは幸いだったが。

西に進み、岩山に突き当たる。
そこから岩山沿いに南下していく。

「あれ? ここ行けるんとちゃうんか」
親父が言っているのは、王家の山の南方の河口だ。
「お前、ここから入ったか?」
「俺はこことはちゃうとこから行ったけど?」
「ここがもしかして正解ちゃうんか。ふふふ、またまたわしはやってもうたな」
親父は喜んでいる。『上陸しますか?』『はい』

570 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:04:43 ID:iOr+u0ge

親父は世界地図を開く。
「なんも街とか書いてへんな。とにかく道に出るんやろ」
河を遡って進んでいくが、敵が強い! 
夜に上陸したせいもあるんだろうが、半端なく強い!
進む途中で『破壊神だんきち』が左手の方に居たが、親父は気付かず通り過ぎる。
グール4匹、パペットマン2匹と遭遇。
「あかん、強い。死なへん」と呟く。
通常戦闘なのに、ルーンスタッフ、バイキルトを使いまくりだ。
「なんか、これはいくらなんでも敵が強すぎる気がする……」
戦闘を終えて回復もし終わったあと、
「どうしょうかな……」
そう言ったところで、背後からだんきちが突然画面に!! 俺の方が百倍ビビッた。
だんきちはいきなり襲いかかって来る。
「なんやねん!」
「そいつ強いから、逃げた方がいい。逃げられるはずや、そいつからは」
「無理やろ、こいつからは逃げられへんぞ。
いきなり攻撃してきたからな」

親父はそう言って、『たたかう』を選ぶ。
だんきちはバイキルトを使い、自らを強化。こっちのダメージは100越えだ。
ヘロヘロになりながらも、辛くも勝利する。
格闘場の事を言おうかと思ったが、親父はそれどころじゃないようだ。
俺は
「姿が見えとる敵は、一度倒しても何度でも復活するからな。
戦いたくなかったら、姿が見えたら避けるようにするこっちゃ」
とだけ説明。

571 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:06:43 ID:iOr+u0ge

「なんやねんこの大陸は……おかしいぞこれは。
でも、街まで着きたいしなぁ」
何歩か進んだところで、あやしいカゲ4匹と遭遇。
「そいつにはテンションをためた方がええで」と俺。
しかし親父には聞こえてないようだ。
「強い、強い」と嘆いている。
一匹倒しては仲間を呼ばれ、キリが無い。
「だから、テンションためろってば」
「あかんねん、強いからあかんねん。きっと逃げられへんし」
んもう、いい加減人の話聞けよ! ゲームの中に入り込みすぎだ。
俺は半ば呆れ気味にトイレに行き、自室に引っ込んでいた猫を捕まえて居間に戻る。
「あのな、わし、もうこいつと15分は戦っとるわ……」
ドン・モグーラより、大量のあやしいカゲの方が強いということが判明した。
よくよく見れば、『あやしいカゲP』まで出現している。
「うわー、Pまで出とるぞ」と俺。画面上は5匹のものの、Pが居る。
P?」
「あやしいカゲABCDから始まって、Pまで仲間呼ばれたってことや」
親父は指折り数える。
16匹!?」 俺はニヤニヤ。もう助けてあげてもいいかな。
「よかったら倒したろか? ここまで倒して逃げるの嫌やろ」
「ほんまに倒せるんかいな。まぁええわ。お前やってみ」
テンション上げて、オノむそうでやっつけた。
「だからテンションためろって最初に言うたやろ?」 コントローラーを渡す。
「むぅ……」
経験値は、1200ちょい獲得した。
「えらい目におうたわ。MPもあらへんがな。
この道は間違いや! 一回戻って出直すで」

572 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:09:21 ID:iOr+u0ge

船着き場で回復、セーブした後、再び船へ。
親父は取り説(ヨレヨレ)の地図ページを見ている。
「これ、橋か?」 リブルアーチを指して言う。
「そうみたいやね」
「通れるんか?」
「さぁ」
「まぁええわ。今度はこっちに行くぞ。この橋みたいなんをくぐって、
これや、海辺の教会ってとこに行く!」

「どうぞお好きに」
「これ、アレや、ここに教会って書いてるっちゅうことは、
ここに行けってことなんやろ」

分かってるじゃないか。何で最初に気付かなかったんだ?

リブルアーチをくぐる頃、海竜と遭遇。
「強そうやけど……戦ってみるか」
ラリホーが効き、難なく勝利。
「なんや。大したことないやん。あのカゲの方が強かったわ」

無事に海辺の教会に到着。
道化師を見たという話をチビ修道士から聞く。
道なりに進めばベルガラックという街があると聞き、出発。
ザコがさっきより苦労なく倒せることに安心したようだ。
「ここや。こっちに先に来なあかんかったんや」 嬉しそう。
道すがら、橋のところで待ち構えていた『魔鳥ウコッケ』に超ビビる。
「逃げる、逃げるんや!」
向かってくるところを上手くかわし、ひたすら走る。
親父は振り返ることなくひたすら街道を走る。
道中のザコ戦が終わったあともひたすら走る。回復は戦闘中にだ。
いくらなんでも怖がりすぎ。

573 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:13:16 ID:iOr+u0ge

ベルガラックに到着。探索開始。
「カジノがあるのに閉鎖中とは……つまらん」
武器防具店では、こないだ景品で仕入れた『はやてのリング』が本領発揮。
何個か売り払い、鉄の鎧、ライトシールド等を装備。
弁当屋に話を聞き、お食事は中でと言われて素直に中に入っていく。
「なんや。食べられへんのかいな」 俺も最初そう思ったよ。
宿ではマスターとホテルマンの会話を立ち聞き。
その後すんなり地下のバーへ行き、マスターから改めて話を聞く。
ギャリングがすでに死んでいるという事、
ギャリングの手下は賊を追って北の島へ行ったという事。

「わし、もうこの街は大体回ったよな?」
訊いてきたので、「夜の話はまだ聞いてないけどな」と答えた。
「うーん。それはええわ。もう次行くとこ分かっとるし。
北や。その北の島に行くねん」

ベルガラックにルーラし、船を近くまで呼び寄せる。
船に乗り込み、進路は一路北へ。

程なくして北の島に上陸。
すぐそばに居るギャリングの手下達に気付かず、地図を開く。
「どっち行こうかな、遺跡はどこやろ。まぁとりあえず上やな」
防具を整えてから来たものの、敵が強い。
これまですんなり来すぎなんだろう。
ドルマゲス戦の頃になっても大してレベルは上がってそうにないな。心配だ。

574 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/16 03:14:53 ID:iOr+u0ge

北に進み、分かれ道にさしかかる。
「こっち行ったれ」
親父が選んだのは、行き止まりに宝箱のある道だ。
進んでいく途中、
「うわっ、アレ敵ちゃうんか!」と親父。
見ると、がいこつ剣士姿のキャラがうろついている。

「あかん、避けたれ!」
通り過ぎ、向こうに宝箱があるのを発見。
中身の小さなメダルを入手するも、それ以上は進めない。
「行き止まりやんけぇ!」 
パッと振り返ったところで『よみがえる最古の敵』と遭遇。
「会ってもうた……」 
がっくりしている。だんきちのトラウマは大きいようだ。
「逃げられるから、な。騙されたと思って逃げてみいな」
逃走に成功。
「良かったわ……。MPも心配やから街に戻って今日はここまでにしとくわ」
出来れば遺跡まで行ってもらった方が、次にやる時楽だったんだが。
そういえば、ベルガラックでは宿に泊まってなかったんだった。
MPが尽きるのも無理はないか。

というわけで、ベルガラックに戻り本日は終了。

ここまでの戦績。
ア Lv.23 剣.37 槍.05 勇.38
ヤ Lv.22 斧.59 人.33
ク Lv.21 剣.04 杖.33
ゼ Lv.21 杖.66 色.04
時間28:37
走破90.0
戦闘回数399
倒した匹数 1292
逃走10 全滅0
トロデ「降りかかる火の粉のみを払うのがお前の戦い方か。殊勝な心がけじゃ」

693 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/17 00:46:48 ID:uoOiCI95

ベルガラックから再開。
昨夜は遺跡に着けずに逃げ帰ったことを思い出す。
「わし、ここではもう装備揃えたよなぁ?」
だのにザコ敵が強かったので納得行かない、といった風だ。
「どっか違う街に行って、強い武器がほしいわ」
取り説の世界地図とにらめっこしている。
(ちょうどいいや、メダル王女の城教えたるか)と思う。
「この前は気付かんと通り過ぎて行ってたんやで。覚えとうか?」
「そんなん知らへん。どこにあるんや。とりあえずそこ行くわ」

船着き場から船に乗り、メダル王女の城に到着。
話をして、これまで集めていたメダルを引き渡す。18枚しかないよ親父。
親父は城を出て、徒歩で船に戻って行く。
船まであと数歩のところで遭遇したのは、
タップデビル2匹とランドゲーロ4匹。
「カエル強いねんって!」
悲惨な事に、ここで初の全滅を喰らう。
ステテコダンスとカエル裏返り状態のコンボがきつかった。
最期まで『逃げる』選択をしなかったのは親父の意地だろうか。

「仕切り直しや」
またまた取り説地図を見ている。
「全然ちゃうとこに行ってみたるねん。ここか、ここや」
親父の指は、ゴルドとサヴェッラを交互に指した。
「こっち行くわ」 サヴェッラだ。
「絶対街とかがあるはずや。そこに行けば、ええ武器がきっと売っとる。
どうや? わしのやり方はおうとるやろ?」
敵が強い場合は、装備を整えるか、レベルを上げるかしかないものな。
「それでええと思うで」

694 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/17 00:48:16 ID:uoOiCI95

トロデーン城から船に乗ることにする。
船に向かう途中、人喰い箱のキャラがうろついているのを見つける。
「またあんなんがおる。ほっとこ」
しかしその時、すぐそばのフィールド上の宝箱も見つけたようだ。
「あれは開けてみよかな」
中身は人喰い箱だった。
「あいつはオトリかぁー!」 すんげぇ悔しそう。
オトリ……なのか?
ここで俺は昨日に引き続き、モリーのヒントを言ってみる。
「実はあいつも仲間になったりするんやで」
「へぇ、そうか」 それだけかよ! とことん興味ないのな。

船に乗り込み、航路は西へ。
世界地図を開くと、建物があることが分かる。
「ホラ、そうや! 城みたいなんがあるぞ!」
岩山ぞいを進んでいく所で、
ヘルコンドル2匹、クラーゴン2匹、わかめ王子2匹と遭遇。
クラーゴンの強烈な2回行動の前に、あえなく敗退する。
「また死んだ……」 

今度はゴルドに行くのかなと思ってたが、違った。
「もう一回行く。絶対行く」
「大丈夫かいな。あっという間にやられてたやんか」
今度は上陸に成功する。
しかし上陸後の初戦闘で今日3度目の全滅。
あやしいカゲ2匹とエリミネーター4匹だった。
ここまで順調に来ていたのが嘘だったかのような死にまくりっぷりだ。
だけど親父は諦めない。
「もう一回行く! 何とか街にさえ着けば、
次からはきっとルーラで来られるんやから!」

695 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/17 00:49:44 ID:uoOiCI95

2度目の上陸。さすがに天も味方したのか、
まだ比較的戦えるアイアンクックと何度も遭遇した。
一戦一戦を慎重にこなし、だんだんと建物が見えてくる。
「着いたぞ!」
ドアを開けようとしている所で、あやしいカゲ4匹と遭遇!
「うわっ!」
『しかし まだこちらに気付いていない!』
「あ〜、良かった、逃げる逃げる」
「昨日の悪夢やな」
「ほんま、ビビらせよるわ」 親父は苦笑いだ。

3度目の正直でサヴェッラ大聖堂に到着。
防具屋の品揃えが良いことに感動しながら、得意げに言う。
「どうや。これ全部こうたら、ダメージだいぶ減るで。
武器はあんまり大したもんなかったけど、ここに来た意味はあったで」

買い物は後ですることにして、大聖堂を探索。
昇降機の所で、マルチェロと少し話す。
「ここで起こる事は今のところコレだけらしいな。よっしゃ」

買い物開始。
不要品とはやてのリングを売り、所持金を増やす。
聖銀のレイピア、シルバーメイル2個を購入した所で金が尽きた。
「まだ買わなあかんわ。どっかで戦ってお金を貯めなあかん」

697 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/17 00:50:40 ID:uoOiCI95

ここで俺が失敗アドバイスをしてしまう。
『地図に載ってない島』なら、人食い箱が出るから稼ぎやすいかなと思ったのだ。
はぐれメタルも出るから、運良く倒せればレベルも上がるし。
「そこ行ってくれ、そこまで行ったらわしが戦うから」
俺が操作を代わり、船で目指したものの……
マリンギャングやヘルダイバーにコテンパンにされる。全滅こそしなかったが。
「ごめん、ここはまだ無理みたいや。
行くまでにこんだけ時間かかってたら、効率悪すぎるわ」 
「そうか。まぁええわ……」 マジすまん。余計な事言いすぎた。

ベルガラックに戻り、本日は終了。
電源切りしな、親父がボソッと言った。
「お前、お金貯めといてくれへんか?」
どうしたものか……。

ここまでの戦績。
ア Lv.24 剣.42 槍.05 勇.38
ヤ Lv.23 斧.61 人.33
ク Lv.22 剣.04 杖.37
ゼ Lv.22 杖.69 色.05

時間 30:56
走破 96.5キロ
戦闘回数 440回
倒した匹数 1460匹
逃走 12回
全滅 3回
トロデ「よもやドで始まりスで終わる道化師の名を忘れておるまいな?
のんびりして 目的を見失うなよ」

785 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/17 21:34:02 ID:uoOiCI95

結局カジノでまた30000コインほど貯めてやりました。
前回よりかなり時間かかった……orz

親父はさっき帰宅しました。
飯食ったらプレイするそうです。

828 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/18 01:49:05 ID:fHlyq7JT

パルミドから再開。
コインをはやてのリング24個と交換。
24個かぁ」
「不満なんかい! 1550×24の金を手にしたんやぞ君は!」
「そうかそうか。すまんの」
サヴェッラに飛び、防具を購入。
魔法の法衣、はがねの盾2個、鉄仮面2個。完璧だ。
「そんで、どうするんやったっけ?」
俺はストーリーをフォローする。
ギャリングを殺した賊が、北の島に行ったらしいという話だ。
親父はベルガラックから船に乗り、北の島を目指す。
「こんだけ揃えてたらきっと大丈夫や」

北の島に到着。
ギャリングの手下に話を聞き、遺跡を目指す。
昨晩親父は、サヴェッラに着くまでの戦闘では、
『めいれいさせろ』で防御主体の戦闘を繰り返していた。
俺はその時はまぁ、敵が強いから当然かと思ってたんだが……
今日になっても親父は、全戦闘を自分で指示している。
この親父流バトル、ギャラリーとしては非常にかったるい。
ククールが毎ターン『ルーンスタッフ』で守備を上げる。
ゼシカはアーサーとヤンガスにバイキルトをかけたあと、
これまた『ルーンスタッフ』を使い続ける。
アーサーはかえん斬り、ヤンガスは蒼天魔斬。
これの延々繰り返しで、まるで毎回がボス戦だ。
たとえ敵があと一匹になっても『ルーンスタッフ』。
「そんなんタコ殴りでええやんか」と言っても親父は聞かない。
一回の戦闘で、今までの倍の時間はかかっている気がする。
「めんどくさくないんか?」と訊くと、
「全然たいしたことあらへん。死ぬよりましや」だって。
3度の全滅はショックが大きかったか。

829 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/18 01:50:40 ID:fHlyq7JT

闇の遺跡に到着。
ドルマゲスが中に入っていくのを見て、
「回復しとかな!」と。
後を追って内部に入る。

「まっくらやぞ。たいまつも何も持ってへん」
グルーっとカメラを回すが、道は無し。
「行ってみるか」
親父は走り出すが、ドルマゲスの笑声が聞こえたかと思うと、
外に放り出されてしまっていた。
「なんやねん」
ギャリングの手下達がそばまで来ているのに気付き、話を聞く。
ベルガラックよりはるか南東、
サザンビークにあるという『魔法の鏡』を取りに行くことになる。
遺跡を出る前に、中央の石版を調べている。
「ここにその鍵をいれなあかんねんな。
しかし、せっかく乗り込んで来たのにがっかりやなぁ」


ベルガラックに戻り、南東の方角に向け出発することに。
街道に沿って進んで行く。道中、俺が尋ねる。
「ところで、その戦闘方式はいつまで続くん?」
「しばらくはずっとコレで行くぞ」
「この辺の敵やったら余裕で勝てるって」
「あかん、コレで行くんや!」 さすがに頑固だ。

途中にあった看板を読む。
『→ラパンハウス』
「ラパンハウス? わしが行きよるんはサザンビークやろ?」
「そうやね」
親父は何か考えている様子。
「でもここに書いてあるっちゅうことは、
ここに寄ってからでないと他には行かれへんのかも知れへん」

俺は内心ホッとする。キラパンはあった方が便利だろう。

830 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/18 01:52:30 ID:fHlyq7JT

ラパンハウスに到着。
ラパン様に会うため、カラッチの質問に答えることに。
親父の選んだ答は、
『子猫を連れ帰り家族を説得』
『虎を逃がしてやる』
『キラーパンサーを仲間にする』
だった。俺とおんなじだよ。
ラパン様に会い、頼みごとをされる。

「来る途中にキラーパンサーの像なんかあったか?」
「さぁねぇ」

カラッチにキラーパンサーを借りてフィールドへ。
ソッコー降りてしまう。
「それ、×ボタンで降りてまうからな」と俺。
「そういうのは最初に言え!」 そんな怒るなよ。
もう一度借りて、外へ出る。
ラパンハウス付近で辺りを見渡し、南東の方角に像を見つける。
「あれはどっち向いとるんや?」 方角を教えてあげる。
地図を見て、
「じゃあ、この辺に行かなあかんのか?」とペンで画面を指した。
親父は正解の場所を指している。やるじゃん。
「これは橋か?」 ラパンハウスそばの壊れた橋のことだ。
「橋やね」 俺は訊かれたとおりに答えたぞ。
「橋渡ったらええんや」

橋は壊れている。
「ここはダッシュや、パンサーで飛ぶんや!」 無理だ。
「行ける場所は徒歩の時と一緒やって言われたやろ?」
「あれはそういう意味やったんか!」
まぁ確かにあんな距離、ダッシュで飛んでくれても良さそうなんだが。
親父は橋のそばにある像を見つける。
向きを確認し、
「やっぱりあそこや。あそこに行かなあかん」
地図を見る。かなり大回りしなければならないことに気付いたようだ。

831 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/18 01:55:02 ID:fHlyq7JT

街道に沿って目的の場所へと進んで行く。
ラパンハウスの西側に来たあたりで、間違ってパンサーから降りてしまう。
「ちゃうねん! 画面を消そうと思ってん!」
回復をし終えてメニューを閉じようとした、という意味だ。
「分かっとるよ。いつかやるんちゃうかなー、と思っとったけど、
こんなにすぐにやってくれるとは思わんかった」 
ニヤニヤ。
「なんやねん、やな感じ」
「やな感じ!?」
「やな感じぃー、や」 若者ぶるのはよせ!

親父はラパンハウスには戻らず、そのまま徒歩で進んで行く。
道なりに進み、高い丘沿いにぐるりと回り、北上、橋を渡る。
本当は途中で左に逸れて橋を渡った方が近いのだが、黙っといた。
橋を越えてから南下し、だんだんと目的の場所へ。
「あっとるぞ。近付いとる」
盆地が少し見えたところで辺りを見渡す。
「何もあらへんなー。降りたらええんやろか」
坂をぐるっと下り、あからさまに怪しい岩のある所に着く。
「ここや! ここで、えーっと……なんやったっけ?」
岩の前で△ボタンを何度も押している。
「明け方にだけ現れる木があるんやろ」と俺。
「じゃあ待たなあかんのか」
着いたのは夕暮れ時だったので、そのまま放置して朝を待つ。
親父は猫と遊んでいる。

832 :1 ◆nDxxJzAHv6 :04/12/18 01:56:44 ID:fHlyq7JT

夜が終わり、木が現れる。
「出てきた! おった! こいつや!」
バウムレンに会い、『深き眠りの粉』を渡す。
「何? どういうこと? どうなったんや」 えぇぇぇ?
「だから、これであいつは成仏したんやろ」
「ああ、そういう話か。じゃあこれで終わりやな。長居は無用や」
そう言いながらルーラ。あっさりしすぎだよ親父。

ラパンハウスに戻る。
『バウムレンの鈴』をもらった。
鈴の効果について、一応俺もフォローを入れる。
「フィールドやったらどこでもパンサーに乗れるからな」
「ふうん、なるほど。よっしゃ、今日はここまでにしとくわ」

俺が操作を代わり、ベルガラックに戻り本日は終了。
「わしは南東の方に行こうとしとったのに、
全然関係ないことをやってもうたわ」
だって。

ここまでの戦績。
ア Lv.25 剣.47 槍.05 勇.38
ヤ Lv.24 斧.64 人.33
ク Lv.23 剣.04 杖.40
ゼ Lv.22 杖.69 色.05

時間 39:52
走破 107.8キロ
戦闘回数 467回
倒した匹数 1572匹
逃走 13回
全滅 3回
トロデ「トロデーン・マラソン大会に出ればいい線いくかもしれんぞ」

 


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