船着き場〜旧修道院跡到着


ゼシカを正式に仲間に加え、船に乗る。
親父はなぜかいつも彼女のことを「セシカ」と呼ぶ。
濁点見えてないのだろうか。
支障はないので特に訂正しないことにした。
船ではヤンガスの回想と、錬金釜の説明を受ける。
「釜の説明わかった?」と訊くと、
「いろいろ作るんやろ」とのこと。
やっていくうちに説明すればいいか。

船着き場に到着。
トロデ王の話をろくに読まずにすっとばしてしまったらしく、
「ヘロデ王は何て言うたんや! どっか行ってもたぞ!」と慌てている。
「先に外に出てるって言ったんやろ多分」
人名を覚える気はないようだ。
買い物は、いばらのムチと防具をいくつか買った。
「まだ剣は出てこんのか」と不満そう。
なんでそんなに剣にこだわるのか訊くと、
「アーサーの武器はエクスカリバーって決まっとるんや!」らしい。
気持ちは分かるが、ドラクエでエクスカリバーは出てこないだろう。

道具屋の宝箱が開けられないのを見て、
「鍵を手に入れなあかんねんな」と言う。
人々に話を聞いて回り、鉄のクギも入手した。

「これを釜に入れるんやろ!」
「鉄のクギだけではあかんねんで」と俺。
「ブロンズナイフや!」
あっさり当てられてしまうと何だか悔しい。
俺はカギの作り方が分からず、地図無しで旧修道院跡をプレイしたってのにorz
材料を釜に放り込む。
歩き回らないと出来上がらないからねと教えたら、
船着き場をひたすらグルグルしはじめた。すげぇ素直だ。
しばらくして、とうぞくのカギが完成。
宝箱も回収したし、次なる目的地は修道院だ。

修道院の建物は、親父的にかなりややこしいらしい。
サザンビーク城のややこしさを想像して、俺は心配になった。
「その扉はさっき行ったよ、この扉から出てきたんだよ」と何度か教える。
「こういう時、お前がおったら役に立つな」だって。
祈っている人達に話しかける。
「借金取りから逃げられますようにか、なむなむ・・・」
親父まで祈るように頭をがっくりさげている。
「そんな、身につまされないでくれ、ゲームなんやから」と俺。
「アホ! 身につまされるわホンマに!」 うわぁん。
マルチェロ登場シーンを見た後、ドニへゴー。

ドニではククールと初の対面。
彼が仲間になることは、多分分かってないだろうな。
武器屋の値段が高いことにぼやく。
1700なんか買われへん」

再び修道院へ。
騎士団宿舎を探索。一番最後に地下でマルチェロとククールの会話を聞く。
が、その後どうすればいいのか分からないらしい。
他の場所は一度話を聞いていた後だけに、もう一度訪ね回るのが億劫そうだ。
親父はフラグ立ての作業は苦手だ。
院長部屋に入れる回り道があるらしい、という話をさっき聞いたからか、
「その抜け道にいかなあかんのやけど、方向が分からへん」と困っている。
親父にしてみれば、どこか洞窟に行くためのヒントは、
名も無き村人から「南西に洞窟がありますよ」ともらうものなのだ。
「もういっぺん回ってみたらええやんか」となだめて、
無事にククールと会話することに成功する。

「あいつと話さなあかんかってんなー」と満足そうに外へ出た。

きちんとククールの話を聞いていたようで、
旧修道院跡へと続く道を進む。
途中、ロンリージョーにからまれる。
「姿が見えてるモンスターは普通よりちょっと強いよ」と教える。
「かまわん、倒したる!」 強気だ。

旧修道院跡に到着。
がいこつ4匹とハエ男2匹に遭遇する。
俺が
「結構敵が強いな」と言うと、「むぅ」と唸った。
地図を手に入れる。
「これで地図見れるで」
と俺が言ったら、
「地図ぅ?」とすっとぼけた声で言う。
「ダンジョンの地図やんか」
「ここダンジョンか!?」
……なんだと思ってたんだ?
「あかん、ダンジョンは時間かかる、また明日や」
そういう意味か。
リレミトで出る前に、もうひとつ傍にあった宝箱を開ける。
『なんと宝箱はひとくいばこだった!』
「ひとくいばこやとぉぉ!? またそんなやつがおるんか! まったくもう!」
こんだけ反応してもらえれば、ひとくいばこも本望だろう。


そんなわけで、ドニに戻って本日は終了。
今日のオセアーノン戦は思い出に残るバトルになった


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